陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-4)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528041

感想・レビュー・書評

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  • 「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。

  • 陰陽師の映画がテレビ放映されていて、読みたくなったので。
    説話に題を取っているためか、物語は平板。ただ、それを描く文章がすばらしい。
    簡潔で、闇の中の湿った空気が感じられるようだ。さすが。
    収められて作品の中では鬼小町がよかった。最後の醜く、美しく、哀れをさそう舞が桜の吹雪のなかに溶け込む。その空気感がとてもよい。

  • 「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。

    で、いつもブッと噴き出します。

  • L 陰陽師2

    すがすがしくて、いと、おかし。
    そのまま。

  • ブックオフで100円で買ったのですが、まさかの初版で2mmほどテンションが上がったね!ものすごく黄ばんでるけどね!まあそれはいいとして、いつのまにか、

    「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。

    の虜。
    これもおもしろかった!次の次が長編なので、とりあえずそこまで読む。よむ。

  • 晴明と博雅の「ゆこう」「ゆこう」や「飲もう」「飲もう」が気に入り始めた2冊目。本物の博雅に関する言い伝えが紹介されていて、興味深かった。

  • 舐めてかかってました。でも、いい意味で予想を裏切ってくれました。
    かなりおどろおどろしい描写もあり、ドキドキしながら読めました。
    晴明の力がすごいのか、短編集ゆえかあっさり解決(解決しないものもありましたが)し過ぎるのが、ちょっと残念だったかな^^;
    でも、短編集なので読みやすいです。お勧め!

  •  大した事件が起こるわけじゃないのだけど、雅な文章と清明と博雅のなごませる掛け合いで、飽きることなく読み切れました。時代もので、難しい用語も多いのに、簡潔で読みやすいのも素晴らしいです。

  • すらすらと買ってから1日半で読み切ってしまった。

    続きの巻を読んでないからわからないけど
    陰陽師というタイトルの割に
    清明より博雅の方が主人公みたいだ。

    「露と答へて」に出てきた在原業平の話を
    どこかで読んだことがあるんだけど・・・
    どこで読んだか思い出せない・・・
    とっても気になる・・・

    気が向いたときに買ってシリーズで集めようかと思う。

    歴史や古典に興味はなかったけど
    ちょっと読んでみようかなと思わせてくれるシリーズ。

  • 晴明が救えなんだ、まだ成仏叶わぬ小野小町に逢うてみぶさ。
    花の色はうつりにけりないたづらに
    わが身世にふるながめせしまに
    男と女の性は救えませぬか晴明殿?!

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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