- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167651701
感想・レビュー・書評
-
「データマイニング」という言葉が陳腐化して久しいが、身近な具体例と、それに対する守旧派の抵抗を描いているので読み物として読みやすい。
読み物として終わらせるならこの1冊で充分。
実際に使うためには、本書は入り口と考えないと、具体的な計算法などが皆無のため食い足りない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/07/09購入
-
原題"Super Crunchers: Why Thinking-by-Numbers Is the New Way to Be Smart"
-
統計、回帰分析、これで何ができる?
答え「何でも」
本当?
それはこの本を読めばわかる。
そんな本。
読み終わったら統計学の本を読んでみようかなと思ってしまうほど面白い。 -
待望の文庫化
ふたつの集合の、一見まったく違う要素の相関関係を計算していくことで、直感ではわからなかった意外な事実が浮上してくる。クレジットカードの返済の遅れの回数と、そのひとが車で事故を起こす確率。買い物履歴と離婚率。ぶどうを収穫した年の降雨量と、そのワインがビンテージとなって出荷された時の値段。技術革新が兆単位(テラバイト)のデータの集積を容易にしたいま、「絶対計算」はありとあらゆる事象の計算をしようとしている。最新医学データの集積による治療法の提示、性犯罪者の保釈を認めるべきか否か?どの政策がもっとも有効か?そうした時代に専門家の役割はどうかわるのか?個人の自己防衛の方法は?技術革新が生んだ新しい波「絶対計算」を知らずして、今を語るなかれ。