日々是作文 (文春文庫 や 35-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167708030

感想・レビュー・書評

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  • 前から気になっていたのに、店頭では見つけられずアマゾンで注文しました。エッセイを読むたびに感じる、ひねくれ加減と怠惰な時の状態に自分を重ねあわせています。違うのは、山本さんはもっと頭がよく、作家として苦しみながら努力されている点。当たり前でしょ…一緒にすんなって!ですか。

    最近は小説よりエッセイの方が穏やかに読めます。

  • 作者の31歳から41歳までのエッセイをまとめた一冊。

    作者の周りの環境の変化と共に変わる気持ちの変化や、時を越えても変わらない想いなどが分かる。特に、「ここに一人でいる理由」と「贅沢な助手席」が今の自分に共感できた。

  • 2010.5.6 読了
    山本文緒さんのエッセイ。
    やっぱり、山本文緒さんは小説の方が面白い!!
    でも、エッセイもスラスラ読めてしまう。
    嫌いぢゃなぃ☆
    短編集なので、空いた時間に少しずつ読めるのも楽な感じ。
    続きが気になる感じぢゃなぃのに、何故かスグ読んでしまった!

  • 山本さんの31歳から41歳のさまざまなエッセイが収録されています。年齢的に自分と近いので読みながら色々感じました。好きな文章です。すごく共感する部分もあり、まったく違う部分もあり、ですが。「天気予報の時間になるとテレビをつける(しかも平井さんの)」のが嬉しかった!そんな人私(と家族)以外にもいるのね、と。その前にうつ病の話(「再婚生活 私のうつ病闘病日記」)を読んでいたので背景もわかって尚理解が深まる感じ。

  • 山本文緒さんのエッセイ。

    山本さんの本は全部読んでるかもってくらい一時期読んでた。

    エッセイも楽しいです。

    考え方や伝え方がとてもおもしろくて私は好き。

  • 山本文緒さんのエッセイはやはり何を読んでも面白いです

  • エッセイ。
    普段エッセイはあまり読まないけど、
    山本文緒がデビュー〜現在(執筆当時)まで
    ぎゅぎゅっと凝縮されている本であり、
    等身大な感じがすごくおもしろい。
    魅力的な人(人間として)なんだな〜と思いました。

    エッセイ読まない上に、読んでも読み返すことはないんだけど
    これだけはけっこー読み返しました。

  • 山本文緒さんのエッセイ。
    やっぱり自分と性格にてるわーーーってのが多い。
    暴飲くらいかなあたししないの。てかできない。
    でもとてもいいことだからこそある。
    親が死ぬという状況にあらかじめ慣れる為に独り暮らしと言う考え方。そして、日本人はもともと狩猟民族ではなく農耕民族(でも私は狩猟・・・って思う)ゆっくり種をまいてじっくり育てればいいと思う。
    人生には成功と失敗の2種類しかないのではない。あやふやでいい。なぜなら、物事を決め付けたい時は心が弱っている時なのだ。こうしなくっちゃ、と思いつめた時こそ無理にでもお休みをとることをおすすめしたい。

  • 2008/10/11友人よりレンタル。日常に近い視点で書かれていて、「あ、こう思う人もいるんだ」という発見があったりして楽しい。すごく読みやすいです。

  • 人生ユニーク

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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