オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫 の 16-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773038

感想・レビュー・書評

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  • こんな面白いエッセイを書けたらいいのにな…(苦笑)

    読みやすくて面白かったです。

  • 文章のテンポ感と能町さん独特の言葉選びであっという間に読んでしまいました。
    読み終わったあとにふつふつと元気が出てくる本です。

  • 読もうと思って置きっぱなしだった本。
    やっと読んだ~!
    読みやすかったです。
    あと、ジェンダー問題ってとってもデリケートで
    下手にさわっていいものかと悩みがちですが
    自分とまったくかわんないっていうか。
    男とか女とかおかまじゃなくてただたんに性格の問題なんだなーみたいな。

  • この人の本を前に読んだのだけど、女性になりた過ぎるのも病気、と言っていた。
    私は男じゃない!!女なんだ!!そういう自分を受け入れてくれ!!!というのはやりすぎちゃうんか?と。
    この本でのみね子さんの態度も、フツーの女子になりたいだけ。というのが滲み出てる。
    性別にとらわれすぎないで、「みね子」であることを大事にしてるからかなあ。
    ちんこ取るのは夢とかじゃない。借金みたいなもの。
    というのもそういうことだろう。
    自分の状態を見定めるのが上手な感じがする。
    先のことを考えながら、考えすぎずに、リスクを選びながら、生きるんだなあ。
    もちろん書いてない葛藤とか苦しみ!とかあるとおもうけど、まー生まれつきの女子も、完璧女子とかそうそういないし、地に足のついた選択してるのじゃないかしら、と思う。
    生まれつき女子がアイドル並みの見た目もってるわけでもないし。
    肩の力が抜けるオカマ本。

  • テレビに出てくるような、気合の入ったタイプではなく、フツーのヒトとして生息しているオカマさんの、エッセイ。


    文章のリズムも良くって、リビングでチマチマ読むつもりが、一気に読んでしまいました。

    多分、本人が一番鈍くて、周りがわりと彼の女性に気がついていた風に、読めた。

    この本読んで以降、この人ひょっとして?って人が目につくようになった気がする

  • けっこう大きな人生のチャレンジ。自分では絶対体験しない体験ですかね。これはもう興味津々。
    すごい努力だよなーと思う。しかも、女の人よりも視点が鋭い。
    でも、一番の魅力はそのナチュラルさかも。

  • トランスジェンダーさんたちとお話しすることが結構あるのだけれども、仕事柄、苦しい話しか聞いたことがなかった。
    この本、話しぶりがすごく自然体で楽しく読めた。
    もちろん大変だった、つらかった話もあるんだけれども、「今となってはいい思い出」というスタンス。
    いろいろ参考になりました。

  • 失礼ながら、能町さんの最近の作品よりも面白かった気がします。
    blogを再編したものだと思うので、精錬されていない雰囲気はありますが、ぶっちゃけ感と言うか、飄々とした文体が面白いな、と。
    理解のある親や友人たちに囲まれていることは、幸せだろうなと思います。

  • なんか女友達とお茶しながらだべってる感じですらっと読めた。
    へーって思いながら。

  • はっはっは。
    面白かったぜ。
    でも子どもには貸してやれないな。

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著者プロフィール

北海道出身、茨城県育ち。文章やイラストの仕事のほうが多い漫画家。他称好角家。雑誌やネット媒体でコラムなどの連載多数。2006年、イラストエッセイ『オカマだけどOLやってます。』(竹書房)でデビュー。著書に『くすぶれ!モテない系』(文春文庫)、『ドリカム層とモテない系』(ブックマン社)、『逃北〜つかれた時は北へ逃げます』(文春文庫)、『「能町みね子のときめきデートスポット」略して能スポ』(講談社文庫)、『雑誌の人格 2冊目』(文化出版局)、『うっかり鉄道』(幻冬者文庫)など。『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して能スポ』(講談社文庫)がサッカー本大賞2017の大賞を受賞。ラジオやテレビなどでも活躍している。

「2018年 『中野の森BAND』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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