恋する空港 あぽやん2 (文春文庫 し 45-3)

著者 :
  • 文藝春秋
3.63
  • (26)
  • (105)
  • (95)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 794
感想 : 65
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167795023

作品紹介・あらすじ

遠藤慶太は30歳。大航ツーリスト成田空港所に赴任して二年目を迎えた。今や空港勤務のプロ「あぽやん」として大活躍-のはずが、能天気な新人の教育、テロリストの出没騒動に今日も悪戦苦闘。さらに空港所閉鎖の話が浮上する中、恋のライバル登場で、まさに大ピンチ!?遠藤の活躍を描く、大人気シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お仕事小説は数あれど、リアリティーが程良い具合で、あまり部外者にはわからない世界なので興味深くて、そこそこに明暗のメリハリが効いていて、プチ謎解きのワクワク感もある、という作品はなかなか無いもの。

    このシリーズは、これらの基準に結構当てはまっていると思う。

  • シリーズ第2弾。
    成長した主人公遠藤君の人柄も魅力的で映像化された伊藤淳史を
    浮かべてしまう。ピッタリだ。
    お仕事小説で空港で働く人の奮闘がわかりやすく描かれている。
    お年頃らしく恋の行方も気になるところ。次回作も期待してしまう。

  • 遠藤慶太30歳。
    空港業務も2年目になり、
    後輩が出来たり、テロリスト騒ぎに巻き込まれたり。
    恋愛模様も波瀾万丈

    キャラが安定してきて1作目より読みやすくなったかも。
    続きが楽しみ!

  • 旅行代理店の空港でのお仕事物語・第2弾。
    ちょうど書かれた2010年頃の世相を反映しているような感じで。

    ラスト、なんとも気になる終わり方で、、続編を期待したいところ。
    なおドラマではこちらも原作に含まれるとかで、まとめ方も気になります。

    個人的には、お嬢様って怖いなぁ、、と感じたりも。

  • 私はこの物語のテンポのいい展開を気に入っています。前作と同様、あっという間に読了。とても爽やかな気分です。

  • 前作から何人かの魅力的なメンバーが抜けてしまい、その分だけ、新たに関わりを持った乗客の物語が加わって来るのだが、私はそこにやや入り込めない感があった。
    と言いつつも、既に次作を買ってしまったのだが。

  • 続編ということで、前作からパワーダウンしないかな…という不安もありましたが、面白かったです。

    前作はスーパーバイザーとして成長していく遠藤の姿を描いていていたが、今作は新人スーパーバイザーを指導する、リーダーとしての遠藤の成長を見ることができる。

    基本的に各話独立なのは変わりないですが、今回は更に新たな恋愛と、ハマコウさんを巡る話が同時進行していく。

    強いて残念なところを挙げるとすると、堀之内や田波さんの活躍がそんなに無いところ…
    でも森尾さんが可愛いんで、オッケーです!

  • 恋する空港―あぽやん〈2〉 (文春文庫)

  • 人物像がハッキリしてきたせいか、
    1よりも2の方が楽しめた。
    今回もうまくまとまっていて、
    なんとなーく安心して読めてしまうのがいいかんじ。

  • ・あぽやんの続編
    ・恋バナが中心
    ・次回に続く

全65件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新野剛志の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×