ホリデー・イン (文春文庫 さ 49-3)

著者 : 坂木司

• 文藝春秋 (2017年4月7日発売)

感想・レビュー・書評

[konnokさんの感想 · 2017年4月30日]

坂木司のホリデー・インを読みました。
ワーキング・ホリデー、ウィンター・ホリデーの登場人物たちが主人公の短編集でした。

生まれて初めて父親のヤマトを訪ねてきた小学５年生、進。
進が現れたためホストから宅配便配達に仕事を変えたヤマト。
ヤマトと進の世話を焼くホストクラブの経営者ジャスミン、といった魅力的な登場人物たちが描かれています。
近所にいそうな人たちの物語を楽しみました。

[arasekinさんの感想 · 2017年4月24日]

キャラがいいと何書いても決まる。読後はいつも優しい気持ちになれる、氏のそんな作風が好きだ

[keroruuさんの感想 · 2017年4月24日]

この本は、ワーキング・ホリデーと
ウインター・ホリデーのサイドストーリー
再読してから読んだら良かったな
サイドストーリーなのでちょっと物足りない感
ホリデーシリーズを読んでいない人は、？って感じだろうな
サイドじゃなくって、本シリーズが読みたいな

[mui-muiさんの感想 · 2017年4月10日]

短いし、面白いので、一気にさくっと読めます。今更ではありますが、やはりジャスミン最強ですね。

[987さんの感想 · 2017年4月9日]

すこしずつ繋がっている物語。

[m-tさんの感想 · 2017年4月9日]

ホリデーシリーズの主役以外の登場人物たちの短編集。本編では語られてなかったお話。なんとなく忘れてしまった人もいましたが、やっぱり坂木さんの文章は読みやすくて理解しやすい。心の隙間を埋めようとしたり、悩んだ姿が描かれてます。

[文藝春秋公式さんの感想 · 2017年4月7日]

【大人気「ホリデー」シリーズからスピンオフ短篇集】おかまのジャスミンが拾った謎の男の正体は？ 完璧すぎるホスト・雪夜のムカつく相手は？ 人気登場人物達の過去の秘密を描く六篇。

著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」