朽ちないサクラ

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639051

感想・レビュー・書評

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  • 2017_04_28-037

  • 7作目 公安警察と刑事警察

  • 「臨床真理」「検事の本懐」の頃に比べると疾走感が無く プロットも無理がある割に予想がついてしまい、つまらない。

  • タイトルの意味がよくわかりました。

  • ストーカーの被害届の受理を一週間引き延ばしている間に慰安旅行に出かけていたためストーカーによる殺人を防げなかったとスクープされた平井中央署。その日、県民安全相談係で苦情電話処理に追われた森口泉は高校の同級生だった津村千佳に夕飯に誘われた先で疑いを口にする。スクープした米崎新聞社の記者である千佳は「裏切り者の烙印を消してみせる」と別れた一週間後に殺害されたー

    ◆「米崎県」からもう入って行けなかったんだけど、かなりヌルイ。ドラマの切り張りみたい。あの教団を思わせるくせにヘンに名前変えた毒物も二次教団も妙、そしてラストがまたもやもや。まあ、あの組織にゃー裏も隠蔽も沢山あるんでしょうけども…

  • 序盤はいい感じで進んでいました。どのような結末になるのかなと面白く読んでいましたが、終盤はしんどくなってしまいました。ちょっとしっくり来ないなぁー。

  • 予定調和

  • (図書館本)私はけっこう面白く読めたような気がします。柚月さんの作品けっこう読んでますが、、、佐方シリーズとは違う面白さがあると思います。内容的には警察の不祥事事件から発するものですが・・・・公安が絡んだり新興宗教が絡んだりでそれなりに面白かったのですが、最後の後味はいま一ですかね。黒幕も捕まえられずに終わったのは何かすっきりしないですよね。国民一人一人を守るのが警察なら国家を守るのが公安?その考えには私も納得がいかない感じがします。

  • *米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか?「お願い、信じて」そして、千佳は殺された。大藪春彦賞作家、異色の警察小説*
    面白そうな題材だったのに、途中から強引さと納得できかねる展開になってしまい、尻すぼまり的に終了。後味も悪し。

  • 2016/04/25
    移動中

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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