アンフェアな国 (刑事 雪平夏見)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 379
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023960

感想・レビュー・書評

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  • 女刑事・雪平夏見シリーズ。
    怪我を負って新宿署に異動となった雪平は、携帯ショップで担当をしてくれた女性から「目の前で起こったひき逃げ事件の犯人がちがう」という連絡をもらう。
    危険ドラッグのために記憶のない犯人、轢き殺された外務省役人の抱えていた秘密、不審な謎に淡々としかし豪快に挑む雪平の姿は痛快で楽しい。
    思わせぶりなところでエンディング。次作、あるよね。あってほしいな。

  • 登場人物の背景がずいぶん変化しているのでビックリ。時の流れを感じる。

    雪平は片腕が動かないんだし、あんまり無茶なことしないでよ、心配になる。

    いずみの父親、草刈耕一郎は何度も懲りずに教え子に手を出して、社会的に落ちぶれていって、はぁ馬鹿すぎる・・・。
    モンスター・チャイルドの関口葉子、今の小学生って、こんなに生意気なの?大人が完全にナメられてるじゃない。

  • 4年ぶりの雪平シリーズ。映画公開と合わせたのでしょうけど、中身は全くの別物です、たぶん。この人の文体とはやたら相性がいいようで、400ページ一気読みでした。

  • ついついのめり込んで読んでしまった。でも結論がとっぴ過ぎてがっかり。

  • 2015_10_27読

  • 別の作家さんのシリーズとごっちゃになって
    ???こんなだった???と混乱。
    面白かったけど、最後が…

  • 2015/10/24読了

  • シリーズの中で一番面白かったように思う。何日かに分けて読むつもりが一気読みした。

    原作は安藤が生きているのがやっぱり良い。映画やドラマは裏切り者(?)ばかりで、雪平が心から信用できる仲間は誰もいないけど、原作には安藤やチーム雪平のメンバーがいる。

    雪平の返事も気になるし、また続きが読みたい作品です。

  • シリーズ5作目。
    1作目のみドラマとリンクしてるが
    その後はどんどんかけ離れていく。
    私は断然原作のが好み。
    でもどうしても雪平は篠原さん、安藤は瑛太で脳内変換しちゃうけどね。

    ついに雪平が海を渡る。
    「ストロベリーナイト」と印象が重なるとこあり。
    途中挟んだ別の事件ももちょっと描いてほしかったな。

    次はあるのかないのか???
    読みたいけど、ここで終わりってのもいいかも。

    【図書館・初読・10/7読了】

  • シリーズの最新作。単純な事故に見えた事件に潜む深い謎。
    テレビのおかげて雪平刑事は篠原涼子、安藤は瑛太を思い浮かべて読んでしまう。作者もなんだかそっちに引っ張られて人物造形している気がする。
    雪平も四十すぎの中年刑事になり、美緒も大きくなった。
    ミステリーとしては最後まで展開がわからなくて、読み出したらやめられない。今までで一番おもしろいんじゃないかな。

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著者プロフィール

1968年生まれ。小説家・脚本家・演出家・映画監督。2004年『推理小説』で小説家デビュー。同作はドラマ&映画化。著書に『And so this is Xmas』『女子大小路の名探偵』他多数。

「2023年 『Change the World』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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