- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309761244
作品紹介・あらすじ
ピョートル大帝、エカテリーナ2世、そして悲劇の最期を迎えたニコライ2世。ロマノフ王朝の華やかな宮廷生活、貧しい農奴のくらし、ボリシェビキによる十月革命…波瀾にみちた帝政ロシアの歴史をたどる決定版。
感想・レビュー・書評
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ロマノフ王朝でなく「帝政ロシア」についてだから、農民の絵画や写真もいっぱいだ。
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帝政ロシア時代の出来事を順番に解説する書。絵や写真が充実していて、当時のロシアに対する知識をつけるためには良い。
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graph
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(要チラ見!) 帝政ロシア
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ロマノフ朝ロシアの概説。
図版が多く読みやすい。
ある程度の世界史知識があれば、より興味深く読めるだろう。 -
教科書みたいだけど、ざっと通してロシアの歴史を知るには良かった
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非常に興味深い絵、写真が多くあってよい。
19世紀の詩人チュッチェフは、ロシアは頭だけでは理解できない、並の尺度では測れないと書いている。
19世紀、ロシアの西欧化はドイツ化だったが、それは政府レベルのことで、大多数の市民たちはドイツ嫌いが浸透していた。
勘定高い、金銭的というのが、ドイツ人に対するロシア人の一般的な反応だった。
1861年の農奴解放は貴族による人格的な支配から能美んを解放して、彼らを近代的な市民とした。
ユダヤ人はおもに製造業、商業に従事していたが、ロシア人との軋轢は絶えなかった。ロシア政府はユダヤ人に対する締め付けを強める。ユダヤ人の農村移住、不動産取得の禁止、大学ではユダヤ人学生を全体の3%までとして、モスクワから2万人以上を追放した。このような抑圧に対して、アメリカへ移住するユダヤ人が続出した。
ラスプーチンはニコライ帝にもかばわれて宮殿にいた。