刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫 た 4-46)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766443

感想・レビュー・書評

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  • 密室をテーマにミステリを語るとき、必ずといっていいほど話題に上るこの『刺青殺人事件』
    機械的トリックの裏にある企みは、現代でも十分に通用するもののように思います。
    そして胴体を持ち出された死体の謎は、読者の思い込みを巧みに利用し、簡単に思いつきそうでいて盲点になっていた箇所を突いてくる素晴らしいものでした。
    そしてなによりデビュー作にしてこれだけの大作を発表したことに驚きました。
    まだまだ未読の作品があるので、楽しみに読んでいきたいです。

  • 古き良き正統派本格推理。
    メインのトリックはなんとなく、読めた。

  • 130629読了
    あまり印象に残らないなぁ。

  • ぶっちゃげ神津恭介が出てこない部分のが面白い

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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