努力しないで作家になる方法

著者 :
  • 光文社
3.44
  • (13)
  • (21)
  • (25)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 142
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927653

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「邪馬台国はどこですか?」を初めて読んだ時のことを思い出す。
    事件はおきないのに、ミステリー??なんで???
    と、思いながらも、おもしろく読ませてもらった。
    読み終ったら、すぐ、まわりに薦めまくった。

    この作品でデビューするまでの、苦節17年。
    決してタイトル通りの内容ではなく、最後の最後まで努力しまくり。

    ということで、久々に「邪馬台国はどこですか?」
    を読んでみたくなったのだ♪

    • trade-windさん
      ようちんさん、ご無沙汰でした。
      元ハローbreezeです。

      そういえば、『邪馬台国はどこですか?』を紹介してもらって、面白く読んだの...
      ようちんさん、ご無沙汰でした。
      元ハローbreezeです。

      そういえば、『邪馬台国はどこですか?』を紹介してもらって、面白く読んだのを思い出しました。
      また、よろしくお願いします。
      2011/11/12
    • ようちんさん
      あ~!!
      ハローbreezeさん、ご無沙汰でした。
      こちらではtrade-windさんですね、また宜しくお願いいたします。

      いまだブクログ...
      あ~!!
      ハローbreezeさん、ご無沙汰でした。
      こちらではtrade-windさんですね、また宜しくお願いいたします。

      いまだブクログには馴染めずにおりますが、なんとかかんとか、メモつけしてます。
      映像も登録できることが、私は嬉しいです。

      「邪馬台国~」デビューまでは大変なものだったようです。そうと知ると、また読みなおしてみたくなるのです~。
      2011/11/12
  • いやあ、すばらしかった。
    タイトルに反して、著者の作家になるまでの努力と情熱の日々を綴った小説。
    子供のころから活字中毒。大人になると自然な成り行きで作家を目指し、雑誌の新人賞に応募するが、なかなか芽はでない。

    人生の節目に登場する「おまえは作家になれない」と面と向かって言ってくるひとたち。その度に読む側は哀しくなり、がんばれ!と強く主人公である著者を応援する。

    念願かなって作品が本になるとわかり、陰でずっと支えてきてくれた妻と抱き合う主人公。その瞬間には首のあたりから鳥肌がたった。

    自身の半生を、これだけ起伏に富んだ「おもしろい」小説にできるのだがら、鯨統一郎はすごい作家だと思う。
    いままでこの方の作品を読んでこなかったことを後悔した。
    他の作品も読もう。

  • 鯨統一郎のデビューまでを綴った、実体験に限りなく近い小説。
    「努力しないで」というのは、小説を書くことが好きでたまらないから、それに付随する苦労は努力と感じないということだ。
    そのくらいの熱意がないと、作家にはなれないぞ、ということかもしれない。

  • 『邪馬台国はどこですか』等の歴史ミステリーで知られる著者の自伝的な作品。ミステリーではないのだが、好きな作家なので何となく手にとって読み始めた。作家になるのって大変なんだなぁと思った。

  • 『邪馬台国はどこですか』等の歴史ミステリーで知られる著者の自伝的な作品。ミステリーではないのだが、好きな作家なので何となく手にとって読み始めた。作家になるのって大変なんだなぁと思った。

  • Amazonでのレビューの評価はメッチャ高いけど、ブクログでの評価は低いですねwww
    私もこの本、あまり面白くなかった......すごく意地悪な言い方をすれば、この作者がずっと苦労した理由がわかる気がする。
    でも、諦めない.....って大事っすよねヽ(・∀・)ノ

  • ユーモアミステリーというジャンルがあるのかどうか知らないがそうした作家である鯨自身による作家になるまでの苦悩を描いた自伝小説のようだ。しかし、タイトルとは違い作家に成れる道すら見当たらず苦悩する姿が描かれているのだが、本当はその苦悩すらも笑いとばすような生活こそが鯨に期待される作風と言っては勝手な思い込みだろうか。怪しい家庭教師派遣会社とか保険代理店とかの時代の話をユーモアにくるんだような青春物語にして欲しかった。

  • 自分を認めてくれる人との出会い。諦めなければ必ずくるのかな・・・。いい話だった。

  • フィクションという体ではあるが、フィクションをおりまぜた作者の自伝的小説。
    さらっと読める。

    インパクトの強いタイトルだけど、
    実際は、努力しないで作家にはなれないし、思い込みが重要、といったところか?

    主人公の妻は「だめんず」なんだろうなと思うけれど、よくできた人。離婚されてもおかしくない状態なのに。

    夢をおいかけるなら、たやすくあきらめちゃだめさ……と作品中でも言及されている。
    でも、家族の立場で考えたら、たまったものじゃないね。

    最終的にデビューできるってわかってるから最後まで読めた。
    主人公の情熱はすごいけど、描かれてる人物像は、あまり好みでは……。
    そう思うのは、自分が夢をおいかける男性ではないからかな。

  • この作家さんは、前はよく読んでいましたが、オレンジの季節という作品にビックリし過ぎて、ちょっと遠ざかっていました。それはそうと、デビューにこんなに苦労があったとは!最後はほろっときました。

全35件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鯨統一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×