- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019881
感想・レビュー・書評
-
出版業界における取次という存在も教えてくれた気鋭の作家さん。 > 大崎梢
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校2年生の悠奈が、突然やめた臨時教師の津田先生が気になって、残された住所をたどっていった先で、思いもよらないことがどんどん起こっていきます。
12年前に亡くなった父親の死の真相を知りたかっただけの悠奈、津田先生は学校で見た姿が本当なのか、タカと呼ばれている姿が本当なのか・・・
ラストは、青春な感じでさわやかでした。 -
パタパタと話が進み、どんどん読み進んだ。
それぞれの心の想いの向きが好き。
でも、くじらの話のほうが好きだったかな? -
女子高生ぐらの人が読む本のような
突っ込みどころ満載のすごい展開の話。
サラッと読めるけど最後に何も感じない -
高校生の悠奈が、親しみを感じていた数字の非常勤先生が突然辞めてしまった。しかもその先生と幼い頃に亡くなった父とは何か関係がありそうだと気づいた悠奈は、実家を訪ねる。でもそこにいたのは全く先生とはタイプの違う人。ショックを受けつつも、父が亡くなった場所に行ったところ、半ば誘拐のようにある屋敷に連れていかれ、思いもよらない騒動に巻き込まれていく。
最後の最後まで、誰が味方で誰が敵なのか分からない、ドキドキ感があって楽しかった。悠奈の淡い思いも結構描かれていて、ちょっとYAっぽいけど、私は好き♪ -
すごい?、ありえない? 幽霊屋敷に入るがごとくの展開。何かが起こることが前提で、先へ進み、実際起きちゃった。それも、予想外に大きな出来事が・・・。
展開が早いけれど、そのせいか雑な感じ。
基本、登場人物が愚かな行動をとることで流れる物語って嫌いなので、この作品はかなりがっかり。 -
先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―。
-
展開の為ですが、いささか強引なもって行き方であります。
家に帰りたいのに中々帰れない…真相を知りたいだけではチョット弱いかなと、もっと巻き込まれの方が良かったのかな?と。
書店員シリーズと比べると穏やかさは無いが、家族間でもっと話し合ってればこんな風に巻き込まれなかったのでは?時間も経ってるし…まぁそうしたらストーリーになりませんね。 -
数学講師・津田先生が学校を辞めた。落ち込む悠奈のために友達が調べてくれた津田先生の住所“平富市岡本”は、父の残した手帳で見つけた地名だった。悠奈の父が亡くなった12年前のロッジの火事で“津田美里”という21歳の女性がなくなっていたことも判明。津田先生とつながりがあると思われるその女性と父の関係は?そして、なぜそこを訪れたのか?母が出張でいない週末、悠奈は津田先生を訪ね、平富市に向かうのだが…。