キミは知らない

著者 :
  • 幻冬舎
3.27
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本棚登録 : 590
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019881

感想・レビュー・書評

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  • これも今までの大崎梢のイメージにない作品だった。亡くなった父の話をした非常勤の先生が急にいなくなり、訪ねるだけのつもりがいろいろな事件にまきこまれ…。地域の名士というか、大金持ちというのはいまだにあるんだろうけど、ほんと別世界の話だよな。先生ことタカがかっちょよすぎる。他のマキやレンも名前からしてかっちょいいよな。滝巳さんがいい人なのか悪い人なのか。そもそも何が良くて何が悪いのか。すごく時代がかった感じもするけど、ひきこまれてぐいぐい読めて面白かった。タカがまた先生として戻ってくるのも、ハッピーエンドな感じでいいと思う。

  • 過去の父親の死について調べ始める少女。主人公、そして読み手もわけがわからず、次々に騒動に巻き込まれその身を狙われることに。

    人物の関係が複雑で読みに時間がかかりました。最後まで読んでようやく一応ああそういうことだったのとわかります。現実離れしたオーバーな演出はあまり気にしないことにします。屋敷の柵というのは扱い方次第で面白い作品になりそうです。

  • 一気に読み終わってしまいました。
    最後は誰を信じていいのかとドキドキしました。

  • 登場人物を覚えることが苦手な私にはなかなか苦しい作品でした。
    途中からなにがなんだかわからなくなるし、話としてあまり面白く感じませんでした。

  • 最後まで、嫌な感じじゃなく絡み合っていい感じでした。

  • このつくりは中高生向けなんだろうな
    大人の目で見るとアラが目立ちすぎる

    主人公は高校2年の女の子
    ある日退職した非常勤の先生の自宅を訪問したばかりに大騒動に巻き込まれる
    全体的に都合の良すぎる作りでちょっとしらける
    いっそのこと亡くなっていた父親も実は生きていた、ということにしても良かったかも

    文章はこの作者らしく、しっかりしているのが救いだが

  • 再読。守るのか、築くのか。てんやわんやの想像もつかない世界でしたが。まぁ面白かった。

  •  それは知らなかったよ!

     少女漫画チックな展開と、サスペンスドラマみたいな
     展開が交互にやってくる。

     だからサクサク読めた。
     むしろ漫画でもよかったかも。

  • 後味よく終わる。

  • 表紙の装丁の美しさに思わず手に取った作品でした。父親はなくともごく普通に育ってきた中学生が突然非日常に放り込まれ、旧家のめくるめく因縁に巻き込まれていく物語。あこがれの先生にやっとの思いで再会したらお姉ちゃんはべらして酔っ払っていたという少女マンガもびっくりな始まりから、やはりどこか漫画的にドタバタな巻き込まれ型の展開がつづき、クライマックスはサスペンスあふれる立ち回り、と飽きずに面白くは読めましたし、キャラクタは立っててときおり青春模様にほのぼのとしてそれなりに楽しめました。けれどまあ、全体的にノリは軽いので、さくっと読んでそれまで、となってしまうお話かな、とは思いました。
    私はまあラストシーンに萌えたのでアリかナシかといえばこの話はアリでした、としかいえません。良いよね青春。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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