- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344027541
感想・レビュー・書評
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戸籍のない子を秘密の諜報員に仕立て上げる、あり得そうなフィクション。
誰が裏切り者か?組織を裏切ってまでの夢がちょっとしょぼい。 -
35歳まで拘束された人生。
孤児施設から預けられ、産業スパイとして育てられ、信じる者は自分だけ。
そうした主人公がスパイとして育成(訓練)されていく過程での友人・恋人との出会いと別れ・・・
そしてスパイとしての試練が待ち受ける。
最後は組織への裏切りとの葛藤がハラハラドキドキで展開。
面白い1冊でした! -
しまった!「太陽は動かない」を読んでいませんでした。
これから読みます。
子ども時代が辛すぎます…, -
孤児が身元を一旦消され、スパイとして働かされる。
水道の民営化に絡む裏取引を事件に、そのスパイたちが絡む。
不思議な話だったけど、ひきこまれた。 -
センスを磨くためには、最初に一流のものに触れること。
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鷹野の子ども時代を知りたかったので、なるほどと納得の生い立ちだった。それにしても風間さん、言葉通り鷹野を守ったのは凄いけれど、彼ほどの人物がなぜこんなつまらない組織に入ったことの説明が腑に落ちないです。
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沖縄、南蘭島の高校生、鷹野、柳と弟の寛太、徳永のもと、AN通信のスパイとして育成中。フランスのマナー教室、転校生の詩織。虐待とネグレクトで保護、死亡工作、富美子と風間。韓国人キム、水メジャー。爆破装置の埋込み。
これから始まる魅惑的大河ストーリーのお膳だて、感情移入できる生い立ち。それでも、ちゃんと、急転々々のストーリーがありました。 -
芥川賞作家にしては、世俗的な感じがある本作。少年が主人公で、エンタメ成分たっぷり。詳細でつじつまあわなそうなとこがあるものの、それを補いあまりある逸品。