革命のファンファーレ 現代のお金と広告

著者 :
  • 幻冬舎
4.10
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本棚登録 : 6591
感想 : 715
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031555

感想・レビュー・書評

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  • 独特の感性なので、賛否両論でるのは当然。すべてが正しいとは思わないが、共感できることもたくさんある。例えば必要なものはポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキング。一人一人の論理があるから当然。

  • なんか威圧的な文章で疲れた。

  • お笑いの人というイメージしかありませんでしたが、絵本作家という畑違いでヒットを飛ばし、しかし、その裏では緻密なプランを立てて成功に導く。この辺の考え方はビジネスにも応用が効くであろうし、単に芸能人という枠を超えて、実力を感じさせる。また、人と違う事を躊躇なく実行できるところは、見習う部分でもあるのでは。

  • まず行動してから、実績をベースに書かれているので説得力がすごい。
    自分もなりたい未来をイメージしながら逆算して行動に移さねばなと、、
    個人的に最後の一言「頑張ってください。応援しています。」がなぜかすごく刺さりました。

  • 西野氏らしい切れ味の鋭いマーケティング論が相変わらず痛快。前著「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」で語られていたマーケティングに関してよりフォーカスし、アップデートされている。

    メディアのソーシャル化とクラウドファウンディングなどの新しい経済圏の台頭によって、「信用」が「お金」になる「信用経済」がやってくると言うのがメインテーマ。

    今の時代の気分に合致した「正論」で展開される論理と、その理論を実証したアクションがセットになっていて、かつそれらが西野氏らしい読みやすい文章で綴られているので、個人的にはすごく腹落ちしやすかった。

    この本は「今」読まないと意味がないと思うので、マーケティングに少しでも関心があるなら絶対読むことをおすすめします。

    自分が企業のマーケティング担当なら、この本読んでないマーケティング会社の担当とは仕事したくない、って思うくらい重要な考え方のエッセンスが詰まってるなあと思った。


    ※以下、個人的に残った点の羅列。
    ・作品の無料化が進み、エンタメ業界は完全なる実力社会になる
    ・信用持ちは現代の錬金術師
    ・消費者はお金は持っているけど、お金を出す「キッカケ」がないだけ。キッカケとは自分にとってメリットがあること
    ・お客さんを動かすには《後悔の可能性を》取り除いてあげることが重要
    ・読書が得意な人間には職業がなかった。それを職業にできるのがしるし書店
    ・行動することに勇気は必要ない。必要なのは情報だけ。

  • マーケティングのお手本になる。
    頭の良さも勿論ですが、時間をかけて人の心理に基づいたマーケティングをしているなと感心しました。
    最後のあとがきでは、そんな西野さんの心の声が書かれているような気がしました。
    お手元に一冊置いておきたい本です。

  • ブログをいつも読んでいるので、わかっているつもりではいたけど、これほど人の心理を見透かしていて、これほどロジカルに戦略を立案実行する人だとは思っていなかった。

    クラウドファンディングをはじめとして、ツールの真理を完全に把握した上で、試行錯誤を繰り返して自分のものにされている。

    いろいろと参考にさせていただきます!

  • フェイスブックで話題になっており、
    気になっていた。
    西野さんのイメージはお笑い?くらいでしかなかったが、
    フェイスブックに登録すると異質な感じがした。
    しかし、この本を読んで、
    とてもロジカルに考えられるすごい人なんだと感じた。

    特に3つ。
    1つ目は、「良い作品を生むなんて当たり前の話で、それだけではまだスタートラインにも立てていない。
    お客さんの手に届くまでの導線づくりも、作品制作の1つだ。」ということだ。
    自分は作品を生み出すという仕事ではないが、
    自分の仕事に置き換えてもハッとさせられた。
    自分の仕事がよいものを提供できているかは再確認が必要だし、
    その後、届けるために口コミなどお客様に届くように
    導線づくりもする必要がある。
    この意識を再度持つ必要だと感じた。

    2つ目は、生存競争は「弱肉強食」ではなく、「適者生存」であるということです。
    変化に対応できるものだけが生き残れる、
    さらに発展すると、変化を自ら生み出せるとさらに強いと思う。
    今の仕事も時代に合わせて対応できるようにしていく必要があるとわかった。

    3つ目は、「情報収集」である。
    子どものころ一人で電車に乗れない話は、
    なるほどな~と思った。
    確かに新しい仕事をやろうと思っても
    情報がないと躊躇してしまう。
    でも、その仕事に対する情報があれば、
    進められる。
    だから、普段から情報収集を怠らないこと、
    特に自分の仕事は、集めないといけないものがある。
    それがないと仕事の成果が生まれない。
    大変だけどやるしかないのである。

    後は覚悟を決めてやるのみ!
    非常に読みやすい本だった!

  • いや悔しいわ。面白いわ。

    信用がものを言う時代。

    無料てすごい。


    いろんな人とつながることや、

    正直であること、

    無料で接点をつくること、意識したい。

  • 作り手を増やせば、それを買ってくれる消費者も増える。
    絵本が売れるときは、ネタバレが前提。
    …常識を疑う、人の逆を行く、ってこういうことか。まだまだ自分は頭が固い。当たり前、で終わらせず、何でそうなってるんだっけ?って疑うことを忘れずにいたいなと思った。

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著者プロフィール

1980年生まれ。芸人・絵本作家。99年、梶原雄太と「キングコング」を結成。人気絶頂の2005年に「テレビ出演をメインにした活動」から軸足を抜くことを決意。09年に『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビューを果たす。16年に発表した絵本『えんとつ町のプペル』は累計発行部数50万部超のベストセラーに。20年12月公開予定の映画『えんとつ町のプペル』では原作・脚本・制作総指揮を務める。現在、有料オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を主宰。会員数は7万人を突破、国内最大となっている。

「2020年 『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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