阪急電車 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
  • (5641)
  • (5140)
  • (2097)
  • (304)
  • (78)
本棚登録 : 35359
レビュー : 4189
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415133

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「袖振り合うも多生の縁」という言葉がぴったりな本。

    映画も素敵だったし。原作は実際に本を持って阪急今津線に乗りたくなる。文の風景描写と実際の風景とを照らし合わせたい。

    電車の中には、乗ってる人の数だけドラマがあって、そのたくさんのドラマ同士が触れ合う瞬間のちょっとした行き逢い。その人々との出逢いのおかげで、人生が変わるって素敵。あと一歩が踏み出せないそんなときにそっと背中を押してもらえる安心感がある。

    私は関東住まいだから、阪急今津線には縁の無い生活だけど、普段自分が使う路線でもこんな人との触れ合いがあったら良いなぁって思います。

  • 私が読んだ本の中で1番読みやすかった作品です。
    読んだ後は些細な日常に目を向けていつもより普段が楽しめそうな気がします。

  • わたしだったら復讐を止められないだろうな。

  • ものすごく読みやすくスラスラ読めた!
    内容も面白くはやく続きが気になって、すぐに読み終わった
    忘れた頃にもう一回読みたいなぁ

  • 人はみんな繋がっている、色んな人から五感を通して感じ取ったり伝わったりしながら人間は生きてる。
    そして何より電車の中という空間は人生のつなぎの時間であり、無為の時間とも言える。
    でもみんながそうだからこそ、電車というのは運命共同体とも言える。
    一人一人が自分の物語を背負っているからこそ、その詰まった電車の中で新たな物語が生まれる。
    .
    いつも電車の中で自分は本を読んでるけど、周りの人の声を聞いたり観察したくなりました^_^

  • 阪急電車に乗り合わせる、老若男女の群像劇という感じ。特に翔子とミサの話が好きだけど、登場人物がみんないいのでどの話も楽しめた。読後感も良い。一つ一つの章は短いので、隙間時間に細切れに読むのにも向いている。

  • 短編(?)がいくつも積み重なって一冊になっているので、あっという間に読み終わってしまった!
    小さな描写だが、心の動きやその場の行動が丁寧に描かれており、登場人物への感情移入がとてもしやすい一冊。
    読み終わった後に彼らのその後がとても気になってしまう。(一応、ちゃんと彼らの物語は終わっているが、それでもその続きが気になってしまう)

  • 阪急電車に乗車していた乗客のリレー式短編集。
    読みやすい構成とスカっとする結末と胸キュン少々。
    身近な人の意見は反発しちゃうけど他人の一言なら受け取りやすいってことあったりします。
    身近な人でも他人でも自分に何かを意見してくれる人がいることは貴重であると想えるようになるまでに自分も随分と時間がかかったもんだ・・・・。

  • 初めての有川さん。少女漫画だった。私には合わなかったが一般的には「解りやすい!感動!ほっこり!」だなというのは感じた。作者も「こういうのが好きなんでしょ?ほれほれ!」と思いながら書いたのかもしれない。

    登場人物のセリフが全部説明的で超不自然。しかもみんな、同じ電車に乗り合せただけの見知らぬ人に話しかける話しかける!関西人すごい。隣の席の女性が窓の外見てるだけで自分も見ちゃう!そして話しかけ、不自然な会話が続く続く…1話目を読んで「ファンタジーか、なるほど!」と自分に言い聞かせました。
    作者の言いたい事は全て登場人物が説明してくれるし、こっちが悪!こっちは正義!とキッチリ線引きしてあるので読書が苦手な方、本をあまり読まない人にはオススメだと思う。

  • 前に四六判を読んだけど、どんなお話なのか忘れてしまったので文庫で再読。
    肩の力を抜いて楽しめました。

    今や電車内はほとんどの人がスマホに夢中なので、こんなふうにほんわかしたエピソードが生まれる雰囲気じゃないのかも?
    時代の流れを感じます。

全4189件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

阪急電車 (幻冬舎文庫)のその他の作品

阪急電車 単行本 阪急電車 有川浩

有川浩の作品

ツイートする