こんな夜は (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421516

感想・レビュー・書評

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  • ベルリンのアパートで2ヶ月過ごした話など。カフェとこや、手作りさくらんぼジャム、気軽なクラシックやオペラ、マーケット。他にも日々の朝ヨガ、憧れている冷蔵庫のない暮らし、川のせせらぎの音楽、温泉などのエッセイ。→のんびり読める。

  • 2014 5/1

  • 小川糸さんの日記。やっぱり小川糸さんの感じ方が好きで、日常の中のささやかな幸せを発見できる感性に憧れます(๑´ㅂ`๑)♡

  • 【最終レビュー】

    予約著書・約、1ヶ月弱待ち。図書館貸出。

    「最新日記エッセイ文庫本」

    本日、読み終わりました。

    実物の著書は

    「手軽で薄く、持ち運びしやすい」ですが

    〈見た目だけ(ページ数)でとらわれないように〉

    という、こうして読み終わってみて感じた、糸さんからのメッセージが込められるかのよう。

    実際、その中味は

    〈様々な「顔」を持った旅先(取材先)・「日常の身の回り」の、見たまま、感じたまま〉

    を通じ

    〈真摯で、自然と、ありったけに、楽しく〉

    あちこちに存在した「風味」を味わいながら、

    『本を通じてですが、一緒に、気楽に楽しみましょう』

    という「雰囲気」そのもの。

    作家さんも仕事とはいえ、実際、現地に赴き

    「自分の肌」で「実際に体感」する。それを土台にして

    『ひとつの作品』を作り上げていく。

    ということの

    〈いたって、その繰り返しの連続〉

    ただ、逆にそれを利用して

    「それなら、存分に楽しんじゃえ!」

    という、糸さんが書き綴ってる内容を読んでいきながら、自身は、こう感じていました。

    今、読み終わって改めて

    【本当に本当、楽しかった!】

    の一言、それだけなんです。元気いっぱいな糸さんの姿を、今書いていきながら、ふと頭に思い浮かべています。むしろ、元気をもらえました。

    『飾らずに、自然に、いたってシンプルに書いている』からこそ余計に…

    この著書で、初めて分かったこと。

    糸さん、自身、堺雅人さんと

    〈同世代〉

    宮沢りえさんも同様に。糸さんとりえさんの対談裏話から。

    ※訪れた地域[場所]などの数々

    アラスカ、日本民藝館、映画試写会、パリ、盛岡、ベルリン(2ヶ月滞在)、香川(金毘羅さん・豊島美術館・高松)、サイン会(恵比寿・横浜)

    モンゴル・カナダ(作品の取材先)

    加えて、3.11から学んだ、糸さんの中で改めて芽生えた「謙虚さ」。

    特に、ベルリン滞在を通じて、外から見た「日本」というのものを、女性の目線で的確に書かれていたりとしています。

    印象に残った部分が、ありったけに多すぎて、こちらでは到底書ききれないんです。本当に。

    〈ジャンルは無関係、糸さん自身が、興味をそそられたのは『全て楽しむ』〉

    という「スタンス」で…

    あえて、ほんの一部ですが、ちょこっと、内容から抜粋しながら終わりとします。

    [うどんは、「大らかな」ところがいい。(略)一番の贔屓は〈さぬきうどん〉~いやらしいくらいに、むちむちした、白い麺。25分茹でる、「高松市・某(ネタバレになるので伏せます)製麺店・手打ちうどん」]

    [私は、やっぱり〈物語〉が〈書きたい〉な]





















     

  • 作者のベルリン滞在記などを綴ったエッセイ。
    海外で暮らすって、なんだか楽しそう。
    表紙の絵がかわいい。

  • 久しぶりに小川糸のエッセイ。ご主人のペンギンさんもお元気なようで良かった。しかし、昔は小川糸の作品やエッセイを読む事が好きだったが最近は嗜好の変化からか、あまり心に響いてこず。

  • ベルリンの話が出ていて、旅行で行った風景を思い出した!

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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