山女日記 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 4582
感想 : 336
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425163

作品紹介・あらすじ

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。…真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が可愛いです。笑
    最近ダークな色多いので、、ミステリー。

    登山の8の話、

    それぞれの話に生きてきた価値観や、人によって色んな解釈があるんだなあって思わされて、、良い悪いとかではなく。
    みんな何かしらの大小交えた葛藤や悩みあるんだなあって、ホッとした自分もいました。

    ただ、槍ヶ岳の話の小林さんには、小さなイライラを私も感じてしまい、心が狭いのかな笑

    イヤミスとは違う、別の人間模様が色々見えます!
    読みやすい。
    コーヒー淹れたくなる!登山したくなる!

  • カドブン編集部おすすめ! 登るだけが山じゃない!「山小説5選」 | カドブン
    https://kadobun.jp/feature/readings/4hf2okoid6ec.html

    山女日記 | 株式会社 幻冬舎
    https://www.gentosha.co.jp/book/b10146.html

  • 山に登らなければ分からない事や感じる事があって、だからこそ、山だと見ず知らずの人でも言葉のない共有感が得られるのだなぁ。

    2、3年前に筑波山に登ったのが最後だけど…あの時は雨上がりで、山頂で景色を楽しむとはならなかった。でもこの本読んで、雨の中の登山もまた悪くないのだなと。それも含めての登山なんだなと思った。
    また登ってみたいな。

  • 「湊かなえさん、こんな本も書くんだ!」という発見。
    ミステリー要素はなしで、山と女性を描いた作品。
    自分は山登りらしい山登りは全くしたことがないから、感化されてちょっとやってみたくなった。景色の描写も鮮やかで、ニュージーランド・トンガリロに行ってみたくなった。

  • 心に何かを抱えた女性が山に登り、自分自身と向き合う短編集のような作品で、それぞれの人が少しずつ繋がりが見えて、読みながら楽しめる。
    この作品を読むと、初心者の自分でも山に登ってみたいと思う。
    緑や花や空や風を見たり感じたりしたくなる。

    山の作品でも、樋口明雄さんの作品を読むと、山の厳しさに怖れを感じ、憧れつつも踏み出す前の躊躇いが大きくなる。
    いつか、挑戦できるかな…。

  • 何年か前に読んだ私の好きな湊かなえさんの本。連作短編集なので、それぞれ
    のお話がどこかでつながっているのも
    ひとつの魅力です。

    登山を全く知らない私が、楽しめる
    本で、自然界の厳しさを少しだけ教えてもらうことができたように感じます。
    人と人のふれあいもあり、他人同士でも話しかけ楽しそうにしている場面が目に浮かびます。

    登山、せめてケーブルカーでなら私にも行くことができる。例えば、東京ならば高尾山あたりでしょうか?
    最後に行ったのは多分十数年前、母と息子と三人でした。ゴールデンウィーク
    だったので、とても混んでいたことを
    よく覚えています。

  • 家族 恋愛 友情

    山登りを通じて自己を見つめ直していくそれぞれの女性の話
    短編ごとの表題の挿絵も意味があり楽しみのひとつでした。
    自然の壮大さを感じられるとともに、前に進む毎に成長や発見があり爽快感を大いに味わえます。

  • 山登りをしたくなる本。そういう意味じゃ★は4かな。作者は趣味が登山らしい。山へと愛は強く感じる。

  • 一つ一つのタイトルを読み終える度にひと山登頂した気持ちになった。自分の小ささに気づける山の存在。
    久しぶりに山に挑戦してみたいと思った。

  • 湊さんの作品は伏線の回収の仕方と登場人物の本当の姿を徐々に鮮明にする描き方が好き。

    ネタバレしない程度に感想を、、、
    物語ではあるものの、他人が感じる人物像とその人の本心の部分は違うよなぁ、ということをしみじみ考えさせられる。人の内面や、発言の背景、真意が分かると同じ人物がそれまでとは全く違った人物像として見える。自分にはこういう視点が欠けているな、と改めて思わされる。表面だけを見るのではなく、奥底にある本心をいかに理解できると、自分の発言もきっと変わるのだろう。
    読んだ後にちょっとだけ山登りしたい気持ちになる不思議。

    #長編小説 #湊かなえ

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著者プロフィール

1973 年広島県生まれ。2007 年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。本著は、「2009 年本屋大賞」を受賞。12 年「望郷、海の星」(『望郷』収録)で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。16 年『ユートピア』で山本周五郎賞受賞。18 年『贖罪』がエドガー賞ベスト・ペーパーバック・オリジナル部門にノミネートされた。その他の著書に、『少女』『高校入試』『物語のおわり』『絶唱』『リバース』『ポイズンドーター・ホーリーマザー』『未来』『落日』『カケラ』などがある。

「2021年 『ドキュメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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