- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344982208
感想・レビュー・書評
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P.2020/3/22 古本購入\88
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まだ途中なんですが、文系ディスり過ぎじゃね…?文系人間はこうだからダメだ、てな決めつけが多くてヘキエキしてきました。そしてその文系理系の二項対立過ぎてな…うーん。
ちなみに私は文系自負してるけど、フィクション、ノンフィクション、読む割合は1:2ぐらいかなぁ。 -
天邪鬼な森氏の新書。他の新書と方向性のブレはない。国民を感情だけで誘導しようとするマスコミ、政治に懐疑的だ。ただ、世の中が科学的な思考を持つ人ばかりになったら、それはそれで生きづらいようにも思える。
何に関しても常に疑問を感じながら、めんどくさがらずに思考し続けることも大事なのだろう。 -
自分なりに理系よりだからか、言っていることは非常に共感できる。
ただ、著者の優しさというか押し付けない感じがあまりに、冗長な感じ。 -
科学によって得られるものとは人間の自由(^o^)/科学の存在理由、科学の目標とは人間の幸せである\(^_^)/
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科学エッセイ。
難しいことは全く書かれていなくて読みやすい。
思い当たることが、誰でもひとつくらいはあるのでは? -
「科学的とはどういう意味か?」というタイトルだが、文系理系論の本?
自分自身文系で、科学という学問の体系について学べると期待して読んだ。
実際は作者のエッセイ。そして「要は文系は~」という考えというか偏見で構成されていた気がする。
引用文献の数より自分の考えの方が大事とか、文系は小説ばかり読んでいるとか、作者を信頼していいのかと思ってしまう考えや印象が書かれていて戸惑う記述もいくつか。個人的には、持論を支える論証は多いにこしたことはないと思うし、小説しか読まないというのはそれこそ科学的ではなく偏見でしかないと思うのだが…。
筆者は理系が文系よりも優位にあると書いている。私自身文系で、文化について大学で勉強していただけに、文系学問を否定するような書き方は残念。
事実を積み上げて世界を理解する学問が理系なら、それを研究していく私たち人間について理解する学問が文系だと思う。人間はどう感じるのか(感じてきたのか)、それをどう表現しているか(表現してきたか)等など。
お互いの領域の違いがあるだけで、そこに優劣を持ち込むと、結局はお互いの学問の隔たりを深くしてしまうだけだと思う。「トロッコ問題」のように科学が思考しない領域や問題が実際にあり、それを哲学などの文系学問が思考・研究しているという部分にも筆者は目を向けたほうが良い気がする。
災害の被害の規模などを感情で語ってもしょうがないとか、最低限の科学や数字に対するリテラシーは必要という意見には頷けた。しかし、それを拡大して「だから感情・共感よりも科学というモノの見方が上」という態度になってしまうと疑問を持つ。
最後に。あとがきの12時間で書きましたーというのは、読んでいて気が抜けるというか…。 -
サイエンス