生と覚醒のコメンタリー 4 新装版: クリシュナムルティの手帖より

  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393316443

感想・レビュー・書評

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  •  本書が最終巻である。原書は全3巻で、執筆されたのは第二次世界大戦中のことであった。ということは、40代のクリシュナムルティの言葉が描かれていると考えていいだろう。昭和10年代でこれほど高い見識を持っていた事実は驚嘆に値する。我が国では日中戦争(1937年/昭和12年)が起こり、国家総動員法(1938年/昭和13年)や改正治安維持法(1941年/昭和16年)が公布された頃である。

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著者プロフィール

1895年、南インドに生まれる。神智学協会において来るべき世界教師としての教育を受け、〈星の教団〉の指導者となるが、1929年、「真理は組織化しえない。私の関心はただひとつ、それは人々を、完全に、かつ無条件に自由たらしめることである」として、同教団を解散。以降、あらゆる権威や組織によらず、独力で真理を探究することの重要性を説き、一自由人としてさまざまな講話や対話を行いながら世界各地を巡った。その一貫した懐疑の精神と透徹した語りは、幅広い聴衆に深い影響を与えてきた。オルダス・ハクスレーやデヴィッド・ボームをはじめ、交流を深めた知識人も多い。1986年、カリフォルニア州にて逝去。

「2021年 『〈生のアーティスト〉クリシュナムルティの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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