棒大なる針小 新装版: 文学論随筆集

  • 春秋社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393416075

作品紹介・あらすじ

逆説と警句にみちた随筆文学の傑作。多芸多才なチェスタトンの業績のうち、ジャーナリスト、エッセイスト、思想家、文芸批評家、シェイクスピア学者としての代表作。

感想・レビュー・書評

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  • インシテミルで須和名が読んでいたので初めて随筆集とやらを読んでみた。目から鱗。ウィットに富んでいて楽しく読め、ハムレットなど私があまり知らない分野の部分も調べて読もうという気にさせてくれた。そんなチェスタトンの筆力が存分に発揮された文学論・随筆集。ただ、インシテミルで出てきたこれといった意味は見い出せなかった。やはりなんとなく出しただけなのかな。

  • インシテミルに出てきたから
    (Tremendous Trifles)

  • チェスタトンは無論ミステリも面白いが、評論をよむたびに、何枚もウロコが目からおちて、掃除するのが大変になってしまう。
    この作品でも、20枚ほど落ちました。
    たとえば、

    <いやしくも正気の人間の生活では、性が問題となることはまずまたくないと言ってよろしい。、、、、あるいは結婚が、、、性格が、、、。
    正直に働いて、その日の糧をかせぐ、、、以上、結婚だの性格の不一致がどうのなどは、みな取るに足りぬ瑣末事、、>

    性や婚活が大問題となっている現代日本はチェスタトンにとっては、狂人の世界なのだろう。

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