ドラッカー流 最強の勉強法(祥伝社新書207)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112073

感想・レビュー・書評

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  • 単にインプットするだけではなく、アウトプットもすることが「勉強」であり、「勉強」をするために、選択と計画が重要であることを再度認識させられた。

  • 実用書としては普通(。-_-。)

  • ドラッカーがどんな勉強法をしていたのか、興味があって読みはじめた。これから何かを学びたいと考えていたところに、実際に自分がこれから取り組むべき学習のヒントとなり、予期せず役立った。

    大きなポイントは、学習するテーマは次の3点を満たすものにするということ。
    1. 価値観に合致していること。やりたくないものはやらない。
    2. 強みを伸ばすものであること。弱みの克服では成果が少ない。
    3. 機会があること。つまり将来の自分にとって関係ある内容であること。

    もうひとつは、よく言われていることだがアウトプットを前提にインプットすることである。さらに、期限と具体的成果を決めて書き出すこと、すなわちいつまでにどこまでやるのか。

    いいタイミングで出会えて感謝しています。

  • 作中名言
    「何をすべきか」は「何をしないか」を決めること
    「時は金なり」ではなく「時は金を超える」と考えるべきである。


    勉強になったことを列挙する。

    とにかく時間を捻出すること。
    グーグルカレンダーを用いて、自分のスケジュールを打ち込み、研究すること。自分の強い時間、弱い時間。
    パフォーマンスの良い時間、悪い時間。自分を研究すること。
    そして、常に、自分自身がスケジュールを決める主体であること。


    取り組む内容について
    「テーマ」
    「開始日」
    「終了予定日」
    「目標」
    「期待成果」
    「学習方法」
    「報酬」
    を明記してから望むこと。


    to doリストを作成するときは、優先順位と同時に劣後順位もつけること。
    「定型的×定期的」
    「否定型的×定期的」
    「定型的×否定期的」
    「否定型的×否定期的」
    を4つにグルーピングして、出来るだけ、「定型的×定期的」のグループにカテゴライズしていくこと。

    これらのアウトプットに一番の時間を割くこと。
    アウトプットすることは、理解しなくてはいけないので、中途半端な勉強にならない。アウトプットが究極のインプット。
    一番ダメなのは、インプットをほったらかすこと。


    オススメ本でチェックすべき本。
    「経営者の条件」
    「ドラッガー20世紀を生きて」
    「傍観者の時代」
    「ポスト資本主義社会」
    「明日を支配するもの」
    「プロフェッショナルの条件」
    ドラッガー著

  • 書いてあることは、非常に正論。新たな気付きは少なかった。

    また「勉強」といっても「試験勉強」というよりも、自己研鑚や知的好奇心を満たすための勉強をメインに想定しており、そのアウトプットは「プレゼン資料作成」や「本の出版」など。

    ドラッカーの文章がところどころに引用されていて、ドラッカーの本にハードルを感じていた私としては、より「読んでみたい」という気持ちになれた。その点では、読んでよかったと思う。

  • 通読

    ドラッガーの勉強の仕方を教えてくれてる本。
    要は計画立てろってことですな

  • もしドラで知名度も高いドラッカーですが、このドラッカーブームにのっかたような本も多く出版されています。

    この本も同じようにドラッカーブームにあやかった本ですが、ノンフィクション作家の方が勉強法や執筆術、調査術の観点でドラッカー流をまとめた本となっていました。

    経営の神様、マネジメントの父といわれるドラッカーですが、生涯学びの天才だったいえると思います。

    ドラッカーは多くの著作を残していますが、そのほとんどは60歳を過ぎてからということで、生涯をかけて知的生産を続けていたようです。

    勉強テーマの決め方、時間のマネジメント、目標のマネジメント、インプットとアウトプットの仕方などがこの本のテーマえです。

    著者の経験と、ドラッカーの著作の中から参考にすべき考え方を紹介するという感じの本です。

    勉強や学びに終わりがないし、時間は限られています。

    仕事や経営をマネジメントするにはまず学ぶをマネジメントする必要があるということかもしれません。

    最近、マネジメントという言葉が流行語のようになっていますが、心技体を整えてつつ科学的に学んでいくということがイメージ的には近いのかな…と思いました。

  • 人知れず、社会人になっても、勉強している人は、多いと思います。
    この本を、最初、書店で見かけた時、あ~!!また、ドラッカーかと正直、思いました。
    おそらく読まずに、そういうことを書いてる人もいます。
    読んでみると、まとめて、それをさらにまとめても汲み尽くせません。
    インストール・リーディング・・・・、大変、難しいです。
    興味がある方は、目次だけでも。

  • 気になったフレーズ: ①知識は陳腐化する。長距離型勉強=継続学習が不可欠。②成果を上げるためには、時にインセンティブも必要。 ③アウトプットの時間を十分確保せよ。

  • ドラッカーの著書を読み解き、彼の勉強スタイルを紹介する。生涯勉強を続け、アウトプットしてきたドラッカーが行っていた方法。その中でも共感できたのは「体系的破棄」、これは、取り組もうと思って取り組んではいるものの、途中で振り返る・俯瞰する際、「まだやっていないとして、このテーマを選択するのか?」ともう一度自問し、選択しないと結論付けたら、完全に破棄=やめてしまうという方法。取り組む必要性に疑問を感じながらダラダラやるのは良くないですよね。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1962年、滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。同志社大学嘱託講師。心理学や哲学、美術、歴史、情報技術など幅広い分野で執筆する。
心理学系の著作に『図解 影響力の心理学』『図解 アドラー心理学の「幸せ」が1時間でわかる本』(Gakken)、『マズロー心理学入門』『人間性心理学入門』(アルテ)ほか多数。

「2023年 『図解決定版 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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