- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396112073
感想・レビュー・書評
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ドッラカーの著作から知的生産手法に関わるエッセンスを集め、勉強法としてまとめた一冊。
「強み・機会・価値観から目標設定をする」「結果を次の目標にフィードバックする」「時間を記録し、分析する」等、ドラッカーが実践し著作の中で述べている方法を、著者自身の体験も織り交ぜながら勉強法としてうまく再構築している。
インプット・アウトプットの章をもっと掘り下げれば、ドッラカー流知的生産技術の本としてもまとめられたのではないか。
個人的に参考になったのは、以下の点。
・テーマ設定は、「強み」「機会」「価値観」が重なっている部分で考える。その中で最も重視すべきなのは、「価値観」。
・目標と結果を比較検討し、次の行動にフィードバックする。
・勉強はアウトプットが主、インプットが従。
・具体的な成果(アウトプット)として最もオーソドックスな携帯は「文章化」。
・明確にした目標は何かに書き留める。
勉強本としては、中々の完成度ではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3か月と3年の勉強テーマの立て方から計画・実行・フォローまでの勉強方法を分かりやすく説明されている。
これぞドラッカー流という部分はそう多くはないが、他でもよく言われている見える化・アメとムチなど本質をとらえているのだと思う。
価値観が大事 -
タイトル倒れ。ドラッカーは、こんな本でこんな風に勉強しましょうと言ってました。そこまでは良かった。こうやってやると良いよ〜、っていうところがありきたり。目利きが・・・
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「ドラッカー流」というタイトルに惹かれて読み始めたのですが、ドラッカーに関する分析に、他の書籍の分析が加わり、さらに著者の意見と交錯していて、私にはやや読みにくく感じました。
しかし6章「徹底的にインプットせよ」の読書法に関しては、明確に書かれていて役にたつことが多かったように思います。 -
資料ID: C0031477
配置場所: 本館2F新書書架 -
ドラッカーの勉強法を中心とした、自己マネジメントの本だったよーな
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グロービス講義の制度に当てはまる部分が多く。個人的には書いてあることに賛成すると都合がよい。
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ドラッカー流勉強法を氏の著作から採集し、再構成する試み。知識社会の現代において、知識労働者は手にした知識の陳腐化を抑制し、常に最新の状態に保つよう、一生涯を通じての勉強が必要である。勉強の進め方、テーマ選択の基準、目標管理の方法を具体的に説く。アウトプットの具体的成果としては、論文・レポートや20~30ページ程度のプレゼン資料など、目に見えるもの、手に持てるもの、数字で表せるものを挙げる必要がある。インプットとアウトプットの時間配分のあり方など具体的な説明は有難い。アウトプットのない勉強は自分の身につかない中途半端な勉強であるとは、戒めとしたい。
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ドラッカー版知的生産の技術、と言えばいいのかな。
参考になったのはやはり
・目標管理と仕事、
・勉強の目標決めの方法、インプットとアウトプットの周期
といった内容。
個人的にはサンク・コストの考え方は面白かった。
グダグダやるよりもすっぱり辞めたほうがいい、ってのは多々あるけど、どういうタイミングで辞めるのか、っていうのは重要だよね。
株なら予め幾らまで下がったら売る、ってのを決めておけば、
塩漬け株になっちゃうのは防げるけど、
勉強中のテーマを途中でやめるかどうか、ってのはなかなか判断が難しい。その基準が書かれてて、それはとても参考になったかな。
割とノートの使い方が自分に近かったので、
参考になるところや、そうそうそうなんだよ!と納得出来る部分も多かった。