デビル・イン・ヘブン

著者 :
  • 祥伝社
3.37
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本棚登録 : 114
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634308

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  • ありえなくもない近未来の日本。
    私は基本的にギャンブル全く興味無いけど、身内がってこともあるし、恐ろしい世界

  • つまらない本だった。なのに結局最後まで読んだ。

  • 公営カジノをめぐる陰謀。鍵を握るギャンブラー。それを追う刑事。

  • 東京の湾岸エリアに出来た、カジノ特区を舞台にカジノの裏の世界を描く警察小説。
    途中の展開は、ハラハラするところもあるものの、人が簡単に死んだり、主人公ふたりの人となりが、わかりにくく感情移入がしにくい等の不満あり。暇つぶしの小説としては特に不満はない。ちょっと厚すぎかな。

  • 国家戦略特区構想の目玉と言われるカジノ解禁をテーマにした近未来小説。
    カジノが与える社会的インパクトとパチンコ、公営ギャンブルのそれと何が違うのかとか想像力を養うにはいいかもしれない。

  • 2020年のオリンピックと同時に創設されたカジノ特区をめぐる陰謀。
    設定や描写がうまく、ぐいぐい読ませてくれたから☆4つでもいいんだけど、悪のボスのほうももっと描いてほしかったかも。

  • 東京オリンピックと同時に創設されたカジノ特区を舞台にした警察小説。
    死亡フラグが立ち過ぎな感はあったけれども、高齢者をターゲットにしたカジノ政策など妙にリアリティがあって、不安感を煽られた。
    話が壮大な分、最後があっけなかった。今後、カジノがどうなっていくのか、権力とどう戦っていくのか、もやもや感・しこりが残った。。

  • カジノが特区として合法化された未来の東京のお話。極上のエンタテイメントであることは間違いないのですが、今ひとつすっきりしない結末で★一つ減点。

  • 東京オリンピックに合わせて東京に創設された「カジノ特区」。華やかで娯楽に溢れたその町で、ひそかに起こる不審死事件。その裏に隠されたとんでもない悪行が暴かれるミステリ。
    カジノの仕組み等々考えれば、大金が儲かるなんてのはあまりに甘い夢。それでも魅せられる人々と、それにつけこむ輩。行き着く先はなんとも恐ろしく、だけどそれがまかり通ってしまうこともあるのかもしれない……と思わされてしまうこと自体がなんとも怖い作品。こんな未来になりませんように。

  • カジノをはじめとするギャンブルが人を支配し、滅ぼすといった感じだろうか。近未来の日本を舞台にした警察小説なので新感覚。ページ数がかなり多いので何度か挫折しそうになったが第2部の後半辺りから面白さが一気に増していく。物語の核心をついた時、読んでいてよかったとすら思った。デッドマンとはまた違った感じが良い。

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著者プロフィール

河合莞爾
熊本県生まれ。早稲田大学法学部卒。出版社勤務。
二〇一二年に第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞し『デッドマン』でデビュー。他の作品に『豪球復活』(講談社)、『デビル・イン・ヘブン』『スノウ・エンジェル 』『ジャンヌ』(祥伝社)、「カンブリア」シリーズ(中央公論新社)などがある。

「2023年 『カンブリアⅢ 無化の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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