彼女。 百合小説アンソロジー

  • 実業之日本社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408538044

感想・レビュー・書評

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  • 「恋澤姉妹」「百合である値打ちもない」が特に面白かった。「恋澤姉妹」の文章いいよね。

    百合好きにはたまらない本作。中にはただの百合以上を描いたものもあってバラエティに富んでいた。

  • 恋澤姉妹だけ読了。
    自分には、ハマりませんでした。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50303481

  • 百合アンソロジー
    百合ものも初めて、アンソロジーも初めてでした。
    いやー、なんか尊いですね。。
    好きだったのは下記3つです⭐︎
    上手くなるまで待って→先輩&後輩。
    いいですね!最後の結婚式のスピーチ言葉にすることでしっくりくること、、ありますよね!
    百合である値打ちもない→なんとなくわかる気がする。好きな人の横にいたいからこそ。しかもノエちゃんも変わっても大好きって言えるあたり尊い!ってなりました〜
    微笑みの対価
    →まさかの、翡翠ちゃん!!!!!

  • 2022.10.04 図書館

  • 短編集。
    織守きょうやさんと相沢沙呼さんの話が良かった。
    えっと、それは友情じゃないの?
    憧れでは?
    というか、百合って、
    女性同士の恋愛なのはわかるけど、
    まず、愛ってなんだろう。
    考えさせられる。
    恋愛といっても、恋に恋するみたいなふわっとした感じの可愛い女の子の気持ちみたいな内容。
    愛のために人を殺せるか?
    正当防衛だとしても、人を殺すというのは、
    愛とはまた別の問題であるような気もする。

    エロシーンはマイルドなのでセーフ。
    中学校図書館◯だと思う思う。

  • 相沢沙呼さんの『微笑の対価』において「恋愛関係が進むと、殺す殺されるという話になる」という理論、ここ数ヶ月で2回ほど聞いていて、大袈裟なモノではないのだろうなと思う。そして、そう思えるほどに愛せる相手がいることを、私は心底羨ましいと思う。

  • 百合小説のアンソロジー

    「少女」の持つ清純さ純粋さの奥に潜む毒々しさや清々しいほどの裏切りと執着。
    どのキャラクターも観測していて満足。

    最後を飾る相沢沙呼は、やっぱりラストに仕掛けがあった!
    面白かったです。

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著者プロフィール

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)も発売中。

「2022年 『medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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