白銀ジャック (実業之日本社文庫)

著者 : 東野圭吾

• 実業之日本社 (2010年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[bandit250fさんの感想 · 2012年12月4日]

や～っと図書館から廻ってきた。が、最近凄くやっつけ仕事的なものを感じるんだけど・・・。面白くない事はないし凄く読み易いとも思うんだが、何もかも予定調和で綺麗に収まり過ぎ。ガリレオシリーズや「マスカレードホテル」、加賀恭一郎シリーズ等に比べると面白さの質が違う。はっきり言って落ちる。そんなに沢山書かなくてもいいのでは？

[bubu-oさんの感想 · 2012年12月3日]

脅迫事件の真犯人を追っていく話ですが、あまりにも真相と終わり方が陳腐すぎました。

[Dannyさんの感想 · 2023年11月17日]

大どんでん返し
スキー場経営の厳しさと闇
その周辺の飲食や温泉などの産業とのしがらみ
まさかの結末でとても面白かった

[もえりさんの感想 · 2023年7月2日]

話の展開と雪上で滑る疾走感が重なって、スルスルと読み進められた！
ウィンタースポーツしたくなったのと同時に、経営側の状況もうかがえた。

[ぴーさんの感想 · 2023年6月13日]

早く次読みたくなるワクワク感〜！
電車で読んでたので、最後1ページをめくったところで降りなきゃいけなくて、めくった先の半ページに何が書いてあるのかワクワクしながら少しだけ我慢することになったんだけど、期待しすぎた〜〜笑
実は第3の犯人がいて、、、みたいな、えー何気になるー！ってなる終わりを期待してしまってました。すみません
でも総じて面白かった！

[氏家ともあきさんの感想 · 2023年4月15日]

初めてまともに読んだ本

[気になる木Qさんの感想 · 2023年4月14日]

起こっていることは不思議で現実離れしているのに、それぞれの立場から見てやっていることに理由があったのにスッキリした。

[ゆりこさんの感想 · 2023年2月11日]

何となくあっさり終わった感。
その分読みやすくはあった。
勿論そこまで単純な話ではなかったけれど、お客様を優先したい現場と、会社経営を優先したい上層部の対比が実際にありそうと思った。
最後のチェイスのシーンは結構わくわくして好きでした。

[隠さんの感想 · 2023年1月9日]

主人公は誰なのかな？
根津さん？倉田さん？

[sumiさんの感想 · 2022年12月12日]

登場人物が雪面を滑っている様子やスキー場のコースの描写がとてもリアルで、まるでスキー場を舞台にした映画を観ているかのように楽しめました。
物語の序盤からグイグイ引き込まれ、中だるみすることなく一気に読めました。
犯人の動機は単なる金目当てなのか復讐なのかも気になってハラハラドキドキしながら読み進めましたが、結末に驚いて読後しばらく呆然としてしまいました。
とても面白かったので、東野さんのスキー場を舞台にした他の小説も読んでみたいと思いました。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。