- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551210
感想・レビュー・書評
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お仕事短編。どの仕事も大変だな〜どの思える。
特にピザ屋のが面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お仕事小説アンソロジー第2段。
明日からも、頑張ろう。 -
【最終レビュー】
図書館貸出。6月既読・続編(前作:同カテゴリ)
出先滞在中・一週間の支えの一つだった
前作著書から
〈約・1ヶ月後〉
これまた、グッドタイミングで貸出ができ、本日既読。
続編とはいえども
前作以上にかなり踏み込むかのように
『リアリティーの高さ=更に際立っていたこと』
+ミステリー・ファンタジックな要素も絡みつつ
〈6作品全て=どれも、身近に感じられる内容〉
とても引き締まっている物語がズラリと揃っていた印象です。
どのエピソードにおいても、自分の中で感じ入ったポイントが所々であり
〈ふと、自分とどことなく重なる奥底の『心情・葛藤』等…抱えている共通項〉
彼女達一人一人それぞれが、奥底に秘めながらも、小さなほんのささやかな出来事を境に
〈一度立ち止まり、大事なものに改めて気づかされ、新たな一歩を踏み出す光景〉
つくづくと感じられました。
朝ドラ:ひよっこのヒロイン・みね子もそれは同様であることにも。
特に、自分の中でインパクトが高く印象深かった物語としては
後半の三名の方の作品。
*垣谷美雨さん:心の隙間を灯で埋めて
生死に関連するエピソード。
『タイトルに込められた「意味そのもの」』
物語の隅から隅まで深く刻まれていく内容。
*光原百合さん:黄昏飛行(トワイライトフライト)
地方FM局の独特の雰囲気。
自分の地元の地方局FMの雰囲気そのものと似通っている共通項。
なるほどなと改めて頷けるものを感じていました。
*初野晴さん:ヘブンリーシンフォニー
『映画:DESTINY 鎌倉ものがたり』を彷彿させるかのような
[時空間を超えた光景]
+『映画:エヴェレスト 神々の山嶺』での登場人物の雰囲気に近い
[謎の登山家]
が折り合わさる空気感。行き詰まったヒロインが抱えたものを払うかのよう…
こうして、レビューをまとめながら
透明感+心地よさ
不思議に両方が湧き上がる感覚を覚えています。
『ささやかながらの新たな一歩』と共に
『次作:エール!3』も楽しみに待ちたいと思います。 -
今年5作目。まぁまぁかな…。
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坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴。
旬の作家競演のお仕事小説アンソロジー第2弾!
「今日も上司に叱られちゃったなー」「残業続きでもう限界! 」
――そんな働く女性たちに明日の元気をお届けします!
バイト君の教育、クライアントの不正、育児と仕事の両立、時空のゆがみ!?
……現場で起こる様々な問題のゆくえは!?
6人の女性たちを主人公に、ミステリー、ファンタジー、ちょっぴりサスペンスと多彩な6話を収録。
「スイミングインストラクターは先生じゃない!?」「ピザ店の『ただ今少々混み合って…』の謎」などなど、
あの職業のヒミツや仕組みも満載!! オール書き下ろし、文庫オリジナル企画です。
【収録話】※カッコ内は主人公の職業です。
■坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター)
■水生大海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士)
■拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長)
■垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)
■光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー)
■初野晴 「ヘブンリーシンフォニー」(OL) -
働く女性のお話。
ショートストーリが6話入っているけど、次の話にちょっと交差する感じが好き。 -
最後に2を読みました。
じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。 -
登録番号:11543 分類番号:913.68(2)