砂漠 (実業之日本社文庫)

著者 : 伊坂幸太郎

• 実業之日本社 (2017年10月4日発売)

感想・レビュー・書評

[みゃʕ•ᴥ•ʔ@32wさんの感想 · 2023年7月10日]

何より西嶋を受け入れる登場人物たちに大人を感じてしまった…日常系のような不思議な小説でした〜。
大学生活っていいな。

[ちゃさんの感想 · 2023年6月26日]

大学時代の自分と重なるようなところもあり、すごく親近感のある作品でした。読後もとても爽やかでした〜

[はなちゃんさんの感想 · 2023年6月11日]

頑張っている人がいるとどこか冷めた目で見てしまう風潮が大学にはある気がする。
けれども、他の人から見れば無駄な行動でも、自分を信じて動き続けられる人間のほうが、人生が豊かになるように感じた。

[だまし売りNoさんの感想 · 2023年5月14日]

法学部の大学生の群像劇。大学という世界には他の学校生活とは異なる楽しさがある。

[ジャルさんの感想 · 2023年4月25日]

独特のテンポというか世界観というか、主人公の北村くんの少し醒めた目線で物語が進んでいき、そんな中でも心動く出来事があり、、という感じで良かったです。軽く読める割に、最後は没入感があり、なかなかお薦めです。

[ゆずみさんの感想 · 2023年4月8日]

学生のうちに何をしたらいいですか？と聞かれたら間違いなく私はこの本を勧めます！

[くらりんこさんの感想 · 2023年4月1日]

サン=テグジュペリの星の王子様の「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢である」を大学生版に落とし込んだ様なテーマ
何事にもドライである社会を砂漠と見立てて、
その砂漠相手に挑もうとする大学生達の話
伊坂幸太郎の人気さがよくわからない…

[すにっちさんの感想 · 2023年2月7日]

私には合わなかったな。
普段ミステリーや叙述トリックばっかり読む私にはとっても物足りなかった。
友達に「こんな青春過ごしたかったと思わない？」って言われたけど、うーんいいかな。
麻雀少しは分かったゾ。

[りーさんの感想 · 2022年12月23日]

心地よい読了感。大学時代特有のモラトリアムや時間の使い方、感じ方の中で育まれた、人生においてはおそらくほんの一瞬の、それでも奇跡的に眩しい時間が詰まっていて、切ない優しい気持ちになりました。読んでいる数日間、時々西嶋くんが頭の中で話しかけてくるような感覚があり、それもまた楽しかったです。人との繋がりを噛み締めたくなりました。

[けいさんの感想 · 2022年11月11日]

5人の大学生がさまざまな出来事に巻き込まれながらも、楽しく過ごしていく物語。最後の事件が、それまでのいろんな出来事と繋がっていたりしながら、無茶だけど楽しい大学生活が語られている。
仲間って楽しいよね。

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。