- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408556949
感想・レビュー・書評
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リアルとファンタジーを混ぜるの本当に上手だな。
そこが子どもたちにも支持される要因になってるのかなあ。
それにしてもコミュニケーションがうまくない。
お姉ちゃんはともかく、お父さん。
考えもしなかったのかなあ。
自分の常識は他人の常識じゃない。
自分の経験したことを、他人が経験してるわけがない。
そう考えると、経験を共有できた二人はどれほど幸せな気持ちがしただろうと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生(らいすた)ミニコメント
最も切なく、温かい愛する人へつなぐ命と再生の物語でボロ泣き必至の感動作。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1323335 -
ちょっと非現実的な部分もあるが、ファンタジーとして享受できればとても良い作品。
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虹の話
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みんな、重荷を背負っているのかもしれない。
でもきっと、人それぞれ、色も形もちがうから、他人の荷物には気づきにくい。
重荷を背負ってるのは、自分だけじゃない。
手ぶらで軽やかに歩いているように見える人でも、目に見えない重荷を背負っているかもしれない。
それを忘れずに、相手を思いやれる人が、優しい人のんだろう、と思った。
このままの自分じゃだめだ。
変わらなきゃ。
自分の可能性を、自分の限界を、自分で決めるのは、とても楽だ。
限界を決めてしまえば、それ以上は頑張らなくてもよくなるから。
高いハードルに挑戦しなくてよくなるから。
ときには、自分の心や身体や未来を守るために、そうやって限界を見定めることが必要なこともある。
でも、わたしは___きっと景くんも、挑戦するまえに諦めてしまっていた。
まだまだ頑張れる余力があるのにまだまだ成長できる余力があるかもしれないのに、それを自分自身で塗りつぶしてしまっていたのだ。
臆病だった。
わたしも、景くんも。
臆病だから、傷つかないように予防線を張って、あるかもしれない未来から目を逸らしていた。
でも、そんなの、もったいない。
心から『楽しく幸せに』生きていくために、わたしたちには、もっともっとやれることがある。
今につながるたくさんの命や思いが積み重なった上に、わたしはいる。
わたしの命は、たくさんの命に背負われている。
だから、生きなきゃいけない。
わたしの命は無価値なんかじゃない。
たとえどんなにわたしが、なんの取り柄もない役立たずでもわたしには、ここにいる意味がある。
価値がある。
たくさんの命に背負われて生まれてきた、そして生まれてきた、という価値がある。
生まれてきただけで、生きているだけで、意味がある。
価値がある。
自分の存在は無価値で無意味だなんて、思っちゃだめだ。
そんなふうに卑下するのは、わたしの命をつないでくれたたくさんの命に対して失礼だ。
ちゃんと自分の命の価値を、生きる意味を、真正面から認めて、受け入れて、ちゃんと生きる。
それが、わたしを背負ってくれた命に報いることになるのだ。 -
2022.6.27 読了
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絶対泣ける、と勧められて、今読んでます。
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この著者の方が好きで、読了しました
大切なことをいつも教わります