本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416619322

感想・レビュー・書評

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  • どうして勉強をするの?
    どうして学校に行くの?
    と大人でも答えにくい質問に丁寧に答えている。
    中高生が自分の将来を考える上でとても役に立つし、親が読んでも役に立つと思った。私が中学生の時に出会っていたら、勉強・学校への考え方が変わっていたと思う。

    以下気になったワード
    ・どうして勉強をするのか→自分の教養を高める
    ・どうして学校に行くのか→社会の仕組みに慣れるため(社会に触れることが大切)
    ・やりたい仕事が決まってない人ほど大学に行くべき
    ・思春期だから家族に不機嫌になるのは甘え(友達には不機嫌ではない→わざと家族に甘えている)

  • 幼い時、中学生頃に読みたかったなと思う内容でもありましたが、これからを生きる為にも凄く役立つことが書いてありました。
    今からでも変わることができると思わせてくれる1冊です。

    ・頭の良さ=「社会的適応生」の高さ
    ・どんな環境でも不機嫌を撒き散らさない
    ・挨拶だけはきちんとする
    ・どこで何をするにも、人とうまくやることが重要
    ・感じよく対応できることがまずあって、それから能力を評価される

    ☆道は一つではない→「他にも手があるはずだ」「こういうこともできるんじゃないか」
    ☆心にケリをつけていく
    →どっちを選んでもいい
    →自分のした選択でよかったと思って、ケリをつける
    →叶わなかったことには踏ん切りをつけ、スパッと心を切り替える
    →「次のベストは何か」を考える
    →切り替え力=生きていく力
    →生きていく中で、これしかないということはない
    →「バスはまた来る」

    ☆人生はどっちに転んでもおk、なるようになる
    →「むしろよかった」とか「逆に楽しい」という視点

    ☆大事なのは、それをどう乗り越えるか、そこからの過ごし方

    ☆大切なのは柔軟さ。頭の良さを磨き、柔軟になるほど、人は強く、賢く生き抜いていけるようになる。

  • ●頭の良し悪しを他の人と比較するのは意味がないことです。どんなに羨んだところで、他の人の頭脳と自分の頭脳を取り替えるわけにはいかないのです。自分は自分の脳でずっと生きていくしかない。だから人を羨やむひまがあったら、自分の「頭の良い状態」を少しでも増やしましょう。
    ●勉強ができれば社会に出てからも「頭のいい人」としてやっていけるのかと言うと、そうとは限りません。社会に適応できなければダメなんです。
    ●体の使い方が上手い人は頭が良い。頭と体を迅速に連動させることができると言うこと。
    ●学校に行くのは、人と関わるため。毎日他の人と関わりに行く事に意味がある。
    ●反抗期に甘えるな。不機嫌ダダ漏れと言う子供じみた態度をとっているのは、本来恥ずかしいことなんです。

  • いつか大きくなった子供に読ませたいなと思い読み始めた本。
    大人になり色々経験してきた自分が読むと納得することばかりで、色々とメモを取りながら読んだ。
    しかし思春期真っ只中の子供がこの内容を素直に受け入れられるか...?

  • 「本当に頭のいい人は不機嫌を撒き散らさない」
    すべてはこれに集約されるなと。

  • 果たして何人の大人がこの疑問に対して
    明確な答えを出すことが出来るだろうか。

    本書は中学生くらいの少年少女に向けて
    「なぜ勉強をしなくてはいけないのか」
    「学校で勉強したことは役に立つのか」
    など、誰もが一度は抱く疑問に対して、
    易しく分かりやすく教える内容になって
    います。

    しかし大人が読んでも何となく今まで
    モヤモヤしていた気分がスッキリと晴れ
    るような、そんな感覚を呼び起こさせる
    一冊です。

  •  英語の勉強が得する理由。読書をする人が手にするもの、第一志望じゃない学校へ進学するとき、どうやって心を切り替えるか。心に残る言葉がたくさんあった。

  • 子ども向け。読書への接し方ためになる。

  • 小学校高学年から高校生までに読ませておきたい一冊。
    難しいことは一切書かれておらず、スラスラと読むことができた。
    『勉強はなんのためにするのか』『人はなんのために生きるのか』など、一つの答え・考え方として知っておいて損はない。この本に書かれてあることを踏まえて、さらに自分自身の考えを蓄えていくことが大切であると感じた。
    私も、学生の頃にこの本と出会いたかったと思いました。

  • 2020/02/26
    これから読む。
    斎藤氏は、この間教育学者としてテレビで紹介されていたが、教育学の何を専門としているのかを含めて、彼自身を掘り下げてみてみたいと思う。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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