- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418162178
作品紹介・あらすじ
毒舌キャラで人気の俳人・夏井先生の手にかかれば、ありきたりな平凡な句があっと驚くイメージ豊かな一句へと早変わり! 本書は、そのミラクルな言葉の化学変化の秘密を初公開。5・7・5にパズルのように言葉をはめ込めば、脳を鍛えて幸せホルモン・ドーパミンが泉のごとく湧いてくる。俳句を詠めば、脳が若返る! ストレスに強くなる! 脳科学者・茂木健一郎氏の対談を収録。
感想・レビュー・書評
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またまた手にとってしまった俳句手引き本
第一部の脳科学者の茂木健一郎氏との対談が結構なページを占めている
「俳句で脳トレ!老けない脳の作り方」とか「あたまもよくなる!」「俳句で脳が若返り認知症も防げる」など
でも、これは余計だったな
今更俳句を作っている時の脳がどうなっているかなんてドーパミンがどうとかこうとか、いらないなあ
第二部は、いよいよ添削道場
テーマは『仕事』
家事はもちろん、自動車解体業、貿易業、秘書、新聞代の集金・・・
生活の糧を得ておられる仕事がテーマだけに、切実で重く迫ってくる
仕事の切り取り方がみなさんさすがです
勉強になりました
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前半は,脳科学者の茂木さんとの楽しい対談。
後半は,プレバトのような「俳句の添削」についての部分。
他にも話題はあるが,だいたいこの2つが興味深い。
自分でも俳句を作ってみようと思うのだが,日常の12文字が浮かばない。どうしりゃいいのか。 -
良い句とあと一歩の句の添削例が多く、とても参考になった。
先生の俳句への情熱がガンガン伝わりました。 -
俳句の入門書として最適。俳句は苦痛を楽しみに変えられる。一句作ることで、自分を小さく幸せにしてあげられる。生まれてから死ぬまでの全ての出来事が俳句の材料。自分史になる。
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メモ
・まずは俳句の種を考え、
それに合う季語を組み合わせる
・中七は字余り字足らずにしないのが定石。
上五で調整する
添削の実例があり、わかりやすかった。 -
はじめに 俳句を知ると世界が変わる
第一部
ー対談ー茂木健一郎×夏井いつき
第二部
辛口先生の俳句道場
「仕事」を詠む
第三部
これぞ才能アリ!秀句を味わう
おわりに -
プレバトをよく見るようになっても、自分で俳句を作ろうとまではならないのですが、夏井いつきさんのこの本を読んでみました。添削を見ると、なるほどと思いますね。
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「俳句を続けるということは、当たり前のことに気づき直す作業」
「俳句を作る人の脳はバイリンガルに近いのではないか(散文を作る時と韻文を作る時は脳のモードが違う?)」
がよかったな。後半は「仕事」をテーマに募集した句を添削していて気をつけるべき点がわかりやすい。評価点は発想が面白いか、うまく描写されているか、一行の詩になっているか、思いは季語や事物に託す、説明しすぎない。
秀作とされるものは確かに感情語なしで「仕事」の状況や感情が伝わってくる。
まずは日常的に「俳句の種」を見つけ書き留めること。感じたことを素直に言葉にすること。 -
俳句を関心を払ったことなかったけどふと思い立って。字数が短歌よりずっとタイトだからなんか大変そうだなって思った
911.3 -