伝える本。―受け手を動かす言葉の技術。

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012826

感想・レビュー・書評

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  • 発する言葉には、「伝える側」と「受ける側」が生じる。
    考えさせられる一冊。

    でも個人的には、「案本」のほうが参考になったかな。
    ちと、ムズカシイ。

    10/05/30-84

  • コピーライターとして実績ある著者が、「言葉」と「伝える技術」について思いの丈を語っている。伝えることを本業にしている故の説得力があると感じた。表現は緩い部分が多いが、主張は明快で熱い。オナラ族の節がとても面白かった。

  • ■伝えること
    ①送り手の言葉は、発された途端、すでに受け手のものである。つまりすべては受けてが決めること。
    ②広告は求められてはいない。
    ③受け手の行ってほしいことを言ってあげる。
    ④世界最小最軽量のバカ。最高の性能がベネフィットとは限らない。
    ⑤押し付けられたという認識から任されていると信じれば、自分の中でベネフィットになる。
    ⑥自分の「尺度」では、受け手の喜びの大きさも、悲しみの深さも、測ることはできない。

  • 発する言葉にはすべて「受け手」が存在すること。

    まったく当たり前の話だが、
    意識していない人が本当に多い。

  • 言葉を大事にしている人には再確認するのによい。

    あまり言葉を大事にしていない人にはぜひ読んでほしい。

  • コミュニケーションの心得。言葉不全の時代、言葉を疑え、カラ言葉、ベネフィットというキーワード、暴走族をオナラ族に。

  • 言葉は技術。
    言葉の意味は受け手によって決まる。
    受け手がベネフィットを感じられるよう言葉を伝える。

  • 「言葉」の送り手と受け手の間にある、「言葉の技術」に書かれた本です。
    Twitter や Facebook で だれもが「言葉」の送り手になれる時代に、つぶやくことができない自分は、おかしいのかなぁ?て感じてたので読みました。
    わたしと同じように、つぶやけない人は読んでください。

  • 率直に言うと「ガッカリ」。当たり前の事をわざわざ難しくしかも長々と書かれていて、「なんだかなぁ・・・。」という萎えた気分にさせてくれる本です。やたらと()を文中に多用してるのですがそれが面倒臭いこと面倒臭いこと。帯の裏の文章だけ読めばOKだと思います。

  • 言葉は誰でも書ける。
    だけど、伝わる言葉を書くには技術がいる。

    ブログやメールで文章を書く人は増えても、
    伝わる文章は増えていない。

    「相手が言ってほしいことを言う」
    「相手と自分の共通項を探しそこに立つ」

    一書き手として、勉強になりました。

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著者プロフィール

クリエーティブティレクター、コピーライター
1961年生まれ。85年大阪大学文学部卒。同年電通に入社。コピーライターと して活躍し、数多くのキャンペーン広告を手がける。2006年に電通を退社、 コトバ設立。
TCC最高賞、クリエイター・ オブ・ザ・イヤー特別賞など多数受賞。2013 年から関西大学社会学部教授も務める。

「2018年 『伝わるしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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