世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
- ダイヤモンド社 (2016年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478068441
感想・レビュー・書評
-
マインドフルネスのやり方を物語形式で解説。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
瞑想初心者向け
-
とても興味深い内容が分かりやすく書かれていて、あっという間に読めました。自分にとっては実践していくのは難しい気もしましたが、本書に書かれている考え方に触れられただけでも良い経験になりました。
-
脳はいつも"過去"や"未来"のことばかりを考え
ている。瞑想による呼吸によって意識を『いま
ここ』に留める意識の錨になる。
本に関しては脳の部分的、機能的な名称が結構
出てきて分かりづらいところもあったが物語が
メインで進んでいくので読みやすかった。 -
大事なのは脳の負担を減らすこと。
その為にマインドフルネスを用いて、
ひとつの事だけに集中&雑念を取り除くことを習慣化することで、脳や心に余裕を持たせられるようにする。
日常の多忙さで頭の中がcongestionしがちでも、負担が減り、整流化できるような脳になる。
マインドフルネスのやり方も載っていたので、やってみたが慣れていないためかあまりスッキリはせず。
きっと継続が大事なはず。 -
マインドフルネス瞑想をすることで
脳の活動を低下させ
脳を休ませる、っていう趣旨が理解出来て
実践してみたくなった!
物語はさほど興味なかった点が正直… -
瞑想をやってみようと思えた。脳はぼーっとしている時もエネルギーを消費していること、過去や未来のことを考えて今に思考を集中できていないことが脳を疲れさせているということを知れたのは良かった。
-
マインドフルネスの方法、効果、根拠が物語を通じて理解できる。論文や実証実験等を引用しており、マインドフルネスをやってみようと思わせるような工夫が沢山仕掛けられている。
本の最初のほうに数ページにわたってマインドフルネスの方法がまとまっており、物語を読む前や読む際、読んだ後にも参照出来る。結論から紹介し、その内容を物語でわかりやすく説明するという本の構成が良い。
マインドフルネスの本は数冊目だが、今までで1番「分かりやすい」本だった。既に実践する中で効果は実感しているが、より日常に取り入れて習慣にしようという気持ちになった。マインドフルネス入門におすすめ。 -
物語調で話は進み、わかりやすいです。
自分自身の実生活にあてはめられる場面が多く、実践したくなりました。
内容を忘れたくないので、続けて実践したいと思ったことを書き出しました。 -
これを読んでから坐禅や瞑想などマインドフルネスなるものに興味を持ち始めた。
-
面白い内容だった。
マインドフルネスとか瞑想が気になっている人は読むべき。
認知療法や認知行動療法などの方法も含めて学べるのは興味深く現代人に必要な心の休養を解説してくれた。
マインドフルネス自体は自分で体感するものだから本を読んだだけでは得られるものではないが
やり方を教えてくれているのであとは実践あるのみ -
この本を読んでから瞑想を実生活に、かなり取り入れるようになった。
この本を読もうと思ったのは、ストレスをどう減らすかを知りたかったからだ。大学受験・体育会の部活・パワハラ研究室といったかなりのストレスを受けてきてもうストレスは感じないと思っても実際は精神的に疲れてたりする。悩みが消えても新しい悩みでストレスがたまる。負のスパイラルを抜け出したいと思いこの本を手に取った。
この本では、マインドフルネス(瞑想)が個人・周りの人にどう影響するかをストーリーを交えて紹介していた。瞑想の効果・方法を主人公が直面する問題に合わせて紹介していた。
私の感想としてストーリーを交えるからこそ分かりやすいし、とても読みやすかった。そして、瞑想が及ぼす効果は自分一人だけでなく周りの人々にももたらしてくれることがこの本を読んで一番感心した。つぶれかけのベーグル店をどう立て直すか、経営の観点からではなく従業員の精神環境から改善する観点もあるのだなと思った。
この本で学んだのは、瞑想で休息をとる需要が増えることだ。瞑想は休息のことだが、現代人は頭を使いすぎて基本的に余裕がない。ずっと稼働してるからこそこの休息であるマインドフルネスの重要性がこの先さらに増してくるとこの本を読んで思った。
-
普段からぐちゃぐちゃと考え込むことが多く、脳を休ませることが出来てないのだなと感じた。普段の生活の中にこの本で書かれている休息法を取り入れることで、疲れにくいしなやかな脳を手に入れることができるのではないかと思う。何度も読み返したい一冊。
-
瞑想・マインドフルネスがイイとは聞いていて実践していたものの、イマイチ効果が見えないと思っていた時にこの本を読めてよかった。
いろいろとマインドフルネスについて調べてはいたものの、どれもピンと来なかった。この本は脳科学の観点からマインドフルネスの効果をしっかり書いてくれているのと物語になっており大変読みやすかった。
マインドフルネスで脳でどのようなことが起きているのか、どのようにマインドフルネスをすればいいのか分かりやすく書いてあります。
もともとオーディオブックで聞いてましたが本も購入しました。
またタイミングを見て読み返してみようと思います。 -
無駄なエピソードが多い感じがして嫌気が刺した。マインドフルネスのやり方と効果のみを効率的に知れるような本ではなく、訳の分からないトークがだらだらと描かれていて嫌いな部類。要約すれば50ページには収まると思う。
-
脳は何もしないで勝手に疲れていく。デフォルトモードネットワークという脳回路のアイドリング状態で、脳の消費エネルギーの6〜8割を占める。つまりぼーっとしていても脳はどんどん疲れていく。
何をするのかのdoingの文化では、タスクオリエンディッド(期限内にタスクをこなす事)であることが求められる。
一方、マインドフルネスの価値観は、どのようにあるのか、どのような存在であるのかが重要視されるbeingの文化だと言える。 -
マインドフルネス、瞑想が宗教的なものではなく、科学的なものであると理解できた。
時々読み返す本にしたい。 -
物語口調で、マインドフルネスが語られている。
分かりやすかった。
タイムリーだったのかも。doingじゃなくて、being! -
東西医学のタッグ!
全米ヨガアライアンス(RYT200)取得者です。ヨガの世界では、瞑想が心身に良いと既に理解はしていました。ただどうしても、苦手意識が手放せず、なかなか習慣になっていませんでした。本書は西洋的見地から、脳の疲労について解説した上で、瞑想のもたらす効果効能を解明されております。
今まさにストレスが溜まっている子供と一緒にやってみよう!と思い立ち、帰宅後、宿題に取りかかる前の10分を瞑想タイムにしました。 -
語り口調で読みやすかった。
瞑想だけの本だとやってみようという気にはならないが、脳科学を絡めてくれていたので、瞑想への抵抗感が薄れた。
この本のみだと習慣的にできるようにはならなかったので、youtubeなど他の媒体を活用することで瞑想を生活に取り入れられている。
すでに瞑想を取り入れてる人には少し物足りない内容かもしれない。 -
ストーリー仕立てで読みやすく、かつ実践的で面白かった。
困っていた休息法に対して学びがあった。 -
ストーリー形式の話はイマイチだった
-
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50025528 -
結論はいろんなタイプの瞑想をすること、というもの。さまざまなタイプの瞑想が出てくるが、おそらく読者のほとんどはそのバリエーションに興味のない人が多いのではないかと思います。わたしも含めて、自己啓発の本を読む人の多くは課題を最速で解決したいと思っているはずで、多種な案はかえって何にフォーカスするかをぼかしてしまうからです。そのため少し冗長に感じました。
-
•瞑想は続けることが大切
•悩み=脳のエネルギーを使っている
•脳は習慣が好き=同じ時間に同じ場所でやる
•歩行瞑想はよい
•就寝と起床を一緒にする
•寝る前の食事はやめる
•トイレ掃除はとてもよい
•肥満はうつ病になりやすい
•世の中とはそういうものだ
•感謝は幸せになる
•物質的な幸せは6ヶ月で飽きる
•日光浴と湯船に入る -
この本では脳疲労にについてマインドフルネスを通じ脳の休め方について紹介されており、その中でも瞑想こそが最高の休息法であると明言されている。
脳疲労は「身体を休めること」だけでは回復しない疲労であり、これが慢性化すると心の病に至ることもある。
脳はぼーっとしている時でも、頭の中ではいろいろな雑念が浮かび、つねに動いていようとする臓器である。これこそが脳疲労の最大要因の1つなのだ。
そして「あの時、ああしておけばよかった」等、過去を後悔することも脳疲労に直結するのだ。
脳のすべての疲れは過去や未来から生まれる。既に終わったことを気に病んだり、将来を不安に思うことは、心が今現在ここにに存在していないことになるのだ。
しっかりと脳を休息させるのなら、まずはここにいる状態を体得しなければならない。その体得法がこの本で紹介されているマインドフルネスである。
私が印象に残った休息法は以下のとおりである。
・何もしない
・自分の身体、感覚に意識を向ける
・呼吸に注意を向け、いまここを意識する。
・一日5分でいいので習慣づける
・ながら作業をやめ、1つのことに集中する
・歩いているとき、自分の身体の感覚に注意を向ける
・雑念が占拠したら、それに対し傍観者である続けること
・自分と雑念を同じものとしてみない
・意識を身体全体に広げる
・緊張のある部分に呼吸を吹き込む。
とにかく現在のほうに意識を向けることの大切さがよく理解できる本である。