人生の土台となる読書 ーーダメな人間でも、生き延びるための「本の効用」ベスト30
- ダイヤモンド社 (2021年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478111550
感想・レビュー・書評
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一番おもしろかったのは「06 いい読書はアイデンティティを奪うほど嫉妬させる」という章。
他人を見ていると「皆、なんて自然にいろいろなことができるんだろう。」と感じる。自分は、冬にコートを自然に着始めることができない。自然なタイミングがわからないから。皆、自然に衣替えができてすごいな、っていつも感じる。自然に生きてる人は、もう何度も生まれ変わっていて、何回目かの人生なんだと思う。自分だけは初めて人生に挑戦していて、なんとかここまで来たの偉いな、と思う。
世間に負けて「やったほうが良いのではないか。」でやってきたことがいくつもあるし、それをやらなければもっとおもしろくなれただろうか。かまいたちの漫才の「トトロ見たことない」を思い出した。
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読書は自分をより自分らしくしてくれる。自分の考えを、言語化する手助けになる。自分が気づいていない自分の性質を言語化して把握して、どのように表現するかということに役立つ。
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いろんな本が紹介されてました。読みたい本が増えました。
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ゆっくり効く読書に共感。自分の経験として、読書は知識が蓄積されていき、自分が形成されていくと思う。特にダメな人間の話や失敗談的な本が、自分にとって有益になると思う。読書案内的な所があり、気になる本が何冊があったので、また積読が増える模様。
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いろんなジャンルの本が紹介されていて、久々に読書に復帰するのにわくわくさせてくれた。筆者のゆるい語り口が読みやすくてよかった。
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phaさんの文体が好きなので、すんなり読むことができました。このての本を読むと、いかに自分の選書が偏っているかに気付きます。それ自体悪いことではないけれど、自分に色んな価値観や物の見方を内在させるためにも、普段手に取らないようなジャンルの本も今後は読んでみようと思います。
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おかげさまでここ最近はビジネス書とか、実用性重視で本を選んでいいたことに気づきました。
この本を参考に、価値観を揺さぶってくれるような、ゆっくり効いてくる本を読んでみたいと思います。
phaさんの本は、たまに読むと肩の力が抜ける感じがして好きです。 -
本の書評のわりには、かなり変わった選書だと思います。こうゆうのもありあも?