富める貧者の国: 豊かさとは何だろうか

著者 : 佐和隆光 浅田彰

• ダイヤモンド社 (2001年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

日本を覆う閉塞感の正体は何か?なぜ、本当の豊かさが実現できないのか?「失われた10年」をめぐる"知"のトーク・セッション。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2021年11月4日]

【書士情報】
富める貧者の国――「豊かさ」とは何だろうか
編著者：佐和 隆光、浅田 彰
定価：1650円（本体1500円＋税10％）
発行年月：2001年02月
頁数：232
ISBN：978-4-478-20065-0
NDC：302.1

◆「失われた10年」をめぐる“知”のトーク・セッション！
この国を覆う閉塞感の正体とは何か？　世界有数の富裕国に住みながら、なぜ我々は豊かさを実感できないのか？　佐和隆光と浅田彰が、いまだ近代化できぬ日本の現状を診断し、多彩なジャンルの識者らと語り尽くす、改革への処方箋！
〈https://www.diamond.co.jp/book/9784478200650.html〉


【簡易目次】
ポストバブルという転換点──植草一秀＋佐和隆光＋浅田 彰

迷走する日本資本主義──猪木武徳＋佐和隆光＋浅田 彰

戦後50年目の政治と経済──佐和隆光＋浅田 彰

生命科学の世紀へ──本庶 佑＋佐和隆光＋浅田 彰

機能不全に陥った日本型システム──小池百合子＋佐和隆光＋浅田 彰

日本型「鬱病」の処方箋──河合隼雄＋佐和隆光＋浅田 彰

利己的遺伝子と市場万能主義──日高敏隆＋佐和隆光＋浅田 彰

停滞と成熟・21世紀へのヴィジョン──山折哲雄＋佐和隆光＋浅田 彰

「田中康夫」革命の意義──田中康夫＋佐和隆光＋浅田 彰

著者プロフィール

滋賀大学前学長。京都大学名誉教授。専攻は計量経済学、エネルギー・環境経済学。
『経済学とは何だろうか』(岩波書店)、『佐和教授はじめての経済講義』(日本経済新聞社)、『レモンをお金に変える法』(翻訳、河出書房)など、著書多数。

「2020年 『12歳の少女が見つけたお金のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」