- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478331033
感想・レビュー・書評
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図書館所蔵【159.4DR】
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本書はドラッカーの名言集であり、単なる理論ではなく、自分自身の行動方針に大いに生かせる一冊である。『不得手な事に時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである』との言葉があり、自分自身が何をどのような優先順位ですべきかという事が明確化され、またあらゆる言葉から自己分析を行う事ができる。それは同時に自分自身をよく理解するということであり、今後の人生に大いに反映させていく事ができると思われる。
〔M〕 -
2011/2/1 Amazonで購入、2011/2/12 読了
あとがきにある、「ドラッカーの魅力は、教えてくれることだけではない。確認してくれることにある。考えさせ、行動させてくれることにある。」という言葉が、ドラッカーの教えを最も言い当てていると思う。厳選した約200の名言を繰り返し読んで、日々の仕事や生活に活かしていきたいと思う。 -
ドラッカーの名言がサラッと読める本です。
こんな人に特にオススメ
・就職活動中、または準備中の人
・日々の仕事を見直したい会社員
以下、本の内容に触れます。
内容
・人の成長
・組織への貢献と成果
・リーダーシップ
・意思決定
・時間管理
など12のテーマでドラッカーの著書から
名言を抜粋し、編集したものです。
私的「目から鱗」ポイント
・組織内の摩擦は、互いの事を知らないことに起因する
→何を重要と考え、何が問題と考えるかをお互いに知る努力が必要。
・意思決定の本質は、不確実性にある
→正解がわからない中で決断しないといけない。
肝が据わってないとリーダーは務まらない。
感想
仕事をする意欲が湧いてきました。
例えば、雑用と思われる仕事も、必要な仕事ならば、
それをこなすことが組織への貢献であり、
組織が成果を出すための必要条件であることを再認識できました。 -
始めてのドラッガー。
おもしろかった。いいとこどりばっかで、多分しっかり理解できたのかどうかわからないけど、コレ読むだけでもすごく刺激になった。
「成長に最大の責任を持つ者は、本人であって組織ではない。」
結局自分を良く知る事、そしてその自分でどう成果を出すか…なんだなと思った。
うーん、まずは自分を知る事かー。
むずかしいけれど…考えてみます。 -
「仕事を変え、キャリアを決めるのは自分である。自らの得るべきところを知るのは自分である。組織への貢献において、みずからに高い要求を課すのも自分である。飽きることを自らに許さないよう予防策を講じるのも自分である。挑戦しつづけるのも自分である」
気づきや忘れていたハッとすることがたくさんあった。 -
10/5/21 2冊目のドラッカー。簡潔にエッセンスがまとまっているということで購入
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ドラッカーの名言集。
最高の成果をあげるために必要なエッセンスが著書から抜粋されている。
その中で最も重要だと感じたことは、以下の6点である。
1)貢献、結果、自分の成長に真摯であること。責任を持つこと。常に満足しないこと。
2)自分の時間の使い方を把握し、管理する。何に時間をとられているか、どのくらい時間が余っているがまず知る。そして体系的に管理する。
3)強みに集中する。自分の強みはもちろんチームの構成員の各自の強みを総動員する。
4)優先順位をつける。過去ではなく未来、価値をうむ機会の獲得を優先し、スケジュールを組む。無駄な時間は捨てる。変革をもたらすことに時間を割く。
5)右脳と左脳のバランスと勇気を持ち、目標を捉えて意思決定する。意見を持ち、その後に事実を探して検証する。事実から探してはならない。また、問題を捉えてから、足で現場の要求を捉える。
6)扉を開く。組織だけを人生にして、しがみついてはならない。第二の人生をもつ。組織を変える。価値観の合わない組織に属さない。第二の仕事をもつ。社会的起業家になる。そのために早くから段取りをしておく。 -
出版社/著者からの内容紹介
成果、貢献、時間管理、目標設定など、個人が仕事をとおして成長するための名言を多数収録。誰でも並みの努力で自己実現できる。
内容(「MARC」データベースより)
仕事の成果が問われるいま、ビジネスマンはいかに能力を高め、自己実現をとげるか。成果能力、果たすべき貢献、優先順位、意思決定、リーダーシップ、コミュニケーション、時間管理など、人並みの能力でプロになる知恵を精選。
目次
成長
成果能力
貢献
強み
進むべき道
知識労働者
起業家精神
チームワーク
コミュニケーション
リーダーシップ
意思決定
優先順位
時間管理
第二の人生 -
● 他の者が行なうことについては満足もありうる。しかし、自らが行なうことについては責任があるだけである。自らが行なうことについては、つねに不満がなければならず、つねによりよく行なおうとする欲求がなければならない。
● 習得することができず、もともともっていなければならない習慣がある。他から得ることができず、どうしても身につけていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである。
● 現存する仕事はすべて正しい仕事であり、何がしかの貢献をしているはずであるとの先入観は危険である。現存する仕事はすべて間違った仕事であり、組み立て直すか、少なくとも方向づけを変えなければならないと考えるべきである。
● 鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが自らの墓碑銘に刻ませた「おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る」との言葉ほど、大きな誇りはない。成果をあげるための優れた処方はない。
● 厳しいプロは、高い目標を掲げ、それを実現することを求める。誰が正しいかではなく、何が正しいかを考える。頭のよさではなく、真摯さを大切にする。つまるところ、この真摯さなる資質に欠ける者は、いかに人好きで、人助けがうまく、人づきあいがよく、有能で頭がよくとも、組織にとって危険であり、上司および紳士として不適格である。
● 時間の使い方を知っている者は、考えることによって成果をあげる。行動する前に考える。繰り返し起こる問題の処理について、体系的かつ徹底的に考えることに時間を使う。