「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書 304)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059048

感想・レビュー・書評

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  • 「できる人」には「できる人」の方法論があるのです。

  • スタイル:自分の得意技を自分で認識し、それをトータルにコーディネートしていくこと

  • さてみなさん、僕はどっちでしょう?

  • ・購入した理由:
    タイトルにひかれた。斎藤孝さんの本は具体的且つ実際の行動に結びつく内容のものが多い。

    ・3行概要
     どんな所でもできる人に共通することは「まねる力」「段取り力」「コメント力」である。
     上達の普遍性を常に追及している斎藤孝さんの基本的姿勢が伺える最良の書。

  • 「できる人」は何か、自分なりに解釈すると学校の勉強でも部活でも自分の中に一面化できる人のことを言うのだと思う。文系理系を分ける考え方には反対という意見に私も賛成。自分のスタイルを実感できると自分の生を肯定できやすくなるのだとか。

  • この本は、できる人になるためには、何に気をつければ良いのかが、わかる本である。よって、コーチならば知っておいた方が話が満載である。
    特に、私が惹かれたのは、室伏重信さんの指導者としてのコメント「言う、ことではなく、見る、ことこそ指導者の役目なのです」〜65p〜そして、「何をいつ言うのか、そのタイミングを待つ」  コーチの姿勢を非常に考えてさせていただける本です。 コーチとして得意の型を持つために、絞り込んで、反復練習をして技を磨くというのは、我が意を得たりという、絶対にお薦めの本です。

  • 斎藤さんは『声に出して読みたい日本語』ですっかり有名になった教育学者。彼の本については色々とあることは知ってましたが読むこと自体は始めてでした。普通に本屋で買ったのか、Amazonで注文したか、はたまたBook Offだったのかさえも思い出せないくらい、買ったまま、ほったらかしてました。で、読み始めたら一気に嵌りました。この人、凄い文才ありますね。こんな「ノウハウ本」みたいな題名ですが、内容は「教育論」であり、あとがきにもあった
    通り、「上達論」でした。当時の自分が、とても「上達したい欲」に満ち溢れているからカッチリ嵌ったのかもしれないですね。ポイントとして書いてあったものは、「コメント力」「段取り力」「まねる力」の3点。それぞれ内容については別々の著作があるようなので、それに譲るとして、中でも私の心に残ったのが村上春樹に関する部分。作品を作り続ける”継続性”にこそ価値を置き、その為に体力作りから努力を惜しまず行う彼の姿勢に感服しました。
    「普通に歩いてるように見えて、実は池の水の下で、必死に水を掻く”痩せ我慢”の美学」
    は私の理想です。リズムをもって、前向きに生きることにします。新書や文庫にもなっているし、ブックオフにて色々と探して読んでみようと思います。

  • 大学合格は果たしたものの、普段、なんとなく劣等感にさいなまれている人のために

  • 最近の氏は本を出しすぎの感がありますが、初期に出されたこの本は中身が詰まってお薦めです。反復練習の大切さを知りました。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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