- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480430441
作品紹介・あらすじ
「体癖」とは、整体の基本的な体の見方である。人間の体を、その体の構造や感受性の方向によって12種5類のタイプに分ける。著者は「体癖は血よりも濃い」と言うように、親子と言えど行動や考え方が全く違うことが多々ある。個性を追究した本書は、万人は皆個人であること、心身の健康も個性に立脚していることを教えてくれる。まさに人間観察の書である。
感想・レビュー・書評
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体の見方について。
体の動きや姿勢の特徴から、体の使い方や感覚の使い方などがわかるとのこと。
興味深く読みました。 -
作者は3種が嫌いなんだろうな。名越先生から気になって読んでみた
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名越TVをきっかけに、2年ほど前から体癖に興味があった。どの本屋を覗いても見つからなかったのに、意外にも近くの図書館で発見。ネットショッピングでもしないといけないかと思ったけど、ラッキーだった。
この一冊で体癖マスターになるのは難しいかもしれないけど、入門編として易しい印象。本当にパッと見で体癖を判別できるようになるには、実際にワークショップなんかに参加して、先生について習う必要があるんだろうな。
よくよく考えてみれば、私は泳いでいるとどんどん右にずれていく癖があるし、肩の位置にかなり左右差がある。その上物事を理屈で考えられない(野口氏の左右型に対する指摘はかなり辛辣で耳が痛い)。親しい間柄の人の前ではぺちゃくちゃ喋るけれど、そうでない人の前では大人しく見られるだろうから、自分の体癖はおそらく3種か4種だと思う。しかし読んでいると全てのタイプが当てはまるように思えてしまうから難しいね。家族や友人、親戚を思い浮かべると、体癖が明らかに分かりやすい人や、その逆に体癖が複合しているのか分かりにくい人がいて面白い。自分の体癖をハッキリさせるには、誰かに客観的に見てもらう必要がありそうだな。 -
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人はそれぞれである、ということ。
相手の理不尽な人や行動を受け入れやすくなった気がする -
二種だった。えらく勢いのある人だし、昔の人なので当てにならないっちゃならないかもしれないし、刷り込みを入れてくるような邪悪な面もあるが、役に立てようというより面白がって興味半分で読む分にはとても良いと思う。あの人は何種だろうとか考えるのも面白いし、なんなら一種の気を引くのにも役立つかもしれないし、推しも二種だった。身体の哲学みたいな本。
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やたらスピリチュアル。体癖って不思議ですね。これで人のことよく見てみようって気持ちになれます。
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実はちゃんと読んだのは初めてかもしれない。野口晴哉。体癖論はとても興味深いがこの一冊では分からないところの方が多い。天才には見えているのだろうが、凡人には何のことかサッパリである。実際、読了してみても自分が何種なのかはよく分からない。でも、そこに何か真理めいたものがある感じはとても強く受ける。全集が絶版なのが惜しい。古本で探すか図書館で探すか。文章から受ける著者の人物像は藤平光一に通ずるものがある気がする。
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途中で止まった