- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480804310
感想・レビュー・書評
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久々、森絵都。今回は大阪・釜ヶ崎が舞台。ラストが良い。なんとも言えないパワーを感じました。
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資料ID:21101543
請求記号: -
物語にぐいぐい引きこまれ、
あっという間に読んでしまいました。
ただ、どんな小説でも生い立ちが不幸な人達の話しは
息苦しさとやるせなさを感じてしまう。
生い立ちは自分で選べない。
だからその後の人生も決まってしまう?
過去は変えられない。
だけど、だからこそ、なんとか頑張って道を
切り開いて欲しい。
ラストは希望が見えたので、良かったかな。
でも、この手の題材は重い気持ちになるので
私は苦手です。
読後時間がたったら、感想が変わりました。 -
続きを読みたくなる。
知りもしない女の小説を書くうちに、自分の人生も交わっていく。人生いろいろ。それぞれ他人との交わり方がある。 -
久々におもしろいと思う本だった。
物語の世界観、登場人物、ちりばめられたトリックを拾い集めて結末へとむかってゆく。
夢中になった。 -
それが嘘でも本当でも、話さない限り変わらない。
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リアリティがあるのかないのかよくわからないけれど、どうなるのか気になって気になって仕方なくて、夢中で読んでしまった。
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読み始めてすぐ「この本好きだー!」と思った。読み進めていくうちにますますのめり込んだ。木之下教授が冒頭の手紙内で、題名は「この女」ではなく「この男」としたいところだと書いていたけれど、本当にそう。そしてあえてそうしなかった礼司の人間味がまたいい。