この女

著者 :
  • 筑摩書房
3.60
  • (71)
  • (169)
  • (186)
  • (27)
  • (5)
本棚登録 : 938
感想 : 221
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480804310

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 釜ヶ崎の日雇い男子が、金持ち妻の自叙伝を書くよう依頼される。
    実はカジノ構想等大人の事情が絡んでいて。
    残念。つまらなかった。キャラも入ってこないし、大人の事情もよく考えるとハテナな部分が多かった。
    直木賞受賞作は良かったのになあ。

  • ある女の自伝を書いて欲しいと頼まれる主人公。

    その男の物語

  • 久々、森絵都。今回は大阪・釜ヶ崎が舞台。ラストが良い。なんとも言えないパワーを感じました。

  • 資料ID:21101543
    請求記号:

  • 物語にぐいぐい引きこまれ、
    あっという間に読んでしまいました。

    ただ、どんな小説でも生い立ちが不幸な人達の話しは
    息苦しさとやるせなさを感じてしまう。
    生い立ちは自分で選べない。
    だからその後の人生も決まってしまう?

    過去は変えられない。
    だけど、だからこそ、なんとか頑張って道を
    切り開いて欲しい。

    ラストは希望が見えたので、良かったかな。
    でも、この手の題材は重い気持ちになるので
    私は苦手です。

    読後時間がたったら、感想が変わりました。

  • 続きを読みたくなる。
    知りもしない女の小説を書くうちに、自分の人生も交わっていく。人生いろいろ。それぞれ他人との交わり方がある。

  • 久々におもしろいと思う本だった。
    物語の世界観、登場人物、ちりばめられたトリックを拾い集めて結末へとむかってゆく。
    夢中になった。

  • それが嘘でも本当でも、話さない限り変わらない。

  • リアリティがあるのかないのかよくわからないけれど、どうなるのか気になって気になって仕方なくて、夢中で読んでしまった。

  • 読み始めてすぐ「この本好きだー!」と思った。読み進めていくうちにますますのめり込んだ。木之下教授が冒頭の手紙内で、題名は「この女」ではなく「この男」としたいところだと書いていたけれど、本当にそう。そしてあえてそうしなかった礼司の人間味がまたいい。

全221件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森絵都の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×