- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488104436
感想・レビュー・書評
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論理展開が緻密。全く古さを感じさせない。思っていた以上に読みやすく、2日で通読。名作中の名作というのも頷ける。
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どのトリックも分からなかったが、答えは聞けば、なんで気づかなかったんだろうと思うほど単純明快。
古典なので?ストーリーの刺激は少ないが、主人公ドルリーレーンのオシャレな雰囲気が読んでて心地良かった。 -
Xの謎も解けた。作られてから100年に迫ろうとしてるのに、なぜこれほど鮮やかな手口で読みごたえあるのか!
レーン氏の芝居がかった感じもよかった。笑
きれいはきたない、きたないはきれい。
シェークスピアを引用しまくってるだけあって名言も多い。無駄に(全く無駄ではないけど)心に刺さるw
警察側はフーダニットに焦点をあててたけど、レーン氏はしっかりホワイダニットを掴んでたところが面白かった。あれよ、登場人物に載ってない人が出てくると急激に面白くなってくるよね。 -
初めてのエラリー・クイーン
読みやすくておもしろかったけど、個人的に途中で中弛みした
あと海外の読んだらいつもやけど登場人物が全然わからん(笑)
ヒント色んなとこにあったのに気付けんかったん悔しい
100年くらい前に書かれてるのに全然感じん
続きも読みたい -
俳優だった探偵は、新しい舞台で大活躍。
細かいところを気にして読むんだけど、こちらも罠にはめらたようだ。 -
3.5
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大人になってから翻訳されたものは避ける傾向にありましたが、1930年代のニューヨークにタイムスリップできておもしろかったです。子どもの頃に読んだシャーロック・ホームズを思い出しました。やっと有名な作品を読めて嬉しかった。
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古典だけど、初読なので結構楽しめた。最初の取っ付きにくさと、途中がちょっと冗長な感があったけど、犯人は意外で、謎解きもなかなかに楽しかったかな。今どきでは出来ん話だろうけど、まあ1930年代だからな。そこはアリかも知れんな。ただサム警視やブルーノ検事の立場からするとドルリー・レーンって扱いにくいんだろうなと心底思う。理由はあっても、もうちょっと協調性持てや。とは言え、面白かったので続いてYの悲劇を読もう。