Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488104436

感想・レビュー・書評

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  • 学生(らいすた)ミニコメント
    聴覚を失った元俳優――ドルリー・レーンの推理が冴え渡る。ミステリー好きの方に。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/648232

  • やはり名作!がっちり構成された文書で迫力がある。レーンというなかなか個性的な主人公とその取り巻きのキャラクターの濃淡が物語にエッセンスを加えて独特の世界観を作り上げている。

  • マープルが好きな人はわりと好きだと思う

  • 物語自体は読み応えもあり、決して面白くないわけではないけど、眠気を誘う文章で中々読み進まなかった。Y、Zを読む気になったら、読もうと思います。

  • 犯人わかってるのに警察に黙ってる理由がわからなかった。今言うわけにはいかないみたいなこと言ってたけど。

  • はじめてのエラリークイーン。
    思ったた以上の読みやすさで、サクサク読めた。
    腑に落ちない点が何点か残ったが..

  • おそらく、世界中の推理小説ファンが一度は必ず読んだであろう、名作。

    それは、読者による謎解きの王道を行く魅力そのもの。
    次々と起こる事件、展開する場面の切り替え、謎めいた登場人物の動きなど、夢中になる要素が満載で、手が止まらない。
    主人公が舞台俳優である為か、映画というより演劇を観ているように、物語が映像化されていく。
    主役のドルリー・レーンを誰にするのか、自分で配役を考えるのも面白い。

    さすがでした。

  • 大傑作と呼ばれるだけあって大変面白い。ただ、500ページ近いので読むのに相応の時間はかかる…。

  • 「Xの悲劇」読了。作家エラリー・クイーンは「九尾の猫(探偵も同名エラリー)」から二冊目。探偵代わってこちらはドルリー・レーン、元俳優で耳が聞こえない。いちいち芝居がかっていてシェイクスピアを引用しすぎる所が鼻につくがエラリーよりは愛せる探偵。

    最初の殺人で誰もが気になりそうな点を作者が意図的に出していない。しかし、この点で犯人の目星は付く。二番目の殺人・裁判で逆転があるが、これに気づかない人も少ないと思う。第三の殺人。めっちゃ予感がある。殺されてダイイング・メッセージ残すな、こりゃ、という予感。そのダイイング・メッセージもとても分かりやすい。
    犯人は最初から分かるが、動機が後出しで、犯人像にも無理があり、イマイチだった。
    「Xの悲劇」は表紙が一番良かったなぁ。

  • 王道ミステリー
    俳優主人公が魅力的

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著者プロフィール

エラリー・クイーン。フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネーム。従兄弟同士で、ともにニューヨーク、ブルックリン生まれ。1929年『ローマ帽子の謎』で作家としてデビュー。ラジオドラマの脚本家やアンソロジストとしても活躍。主な代表作に『ギリシア館の謎(32)、『エジプト十字架の謎』(32)の〈国名シリーズ〉や、『Xの悲劇』(32)に始まる〈レーン四部作〉などがある。また編集者として「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」を編集、刊行した。

「2021年 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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