- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488118334
感想・レビュー・書評
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いやはや、一体どんな謎解きが行われるのか、全く想像がつかず、クライマックスからは一気に読んでしまいました。
どう頑張っても外からかけられない閂、天井床壁どこを探しても見つからない抜け穴、即死に近い遺体、それなのに明らかな他殺。
登場人物は皆どこか胡散臭く、アリバイもはっきりしているようないないような。
そこにどっかりと現れたのが、H.M卿ことヘンリ・メリヴェール卿。悪霊の仕業としか思えないそれを一刀両断…とまではいきませんが、すっぱりと解決します。
苦い結末でしたが、凄い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。初読がいつだったかは思い出せないが、メイントリックは記憶している。悪名高い藤原宰太郎の推理ゲーム本という地雷を踏んでいたから。今読むとクソつまらない話が延々と続くので、眠気が襲ってきて閉口したが、不可能興味はいやはや流石はカーだなあ、と。ミスディレクションもあっぱれでした。
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ヘンリ・メルヴェール卿シリーズの一冊目。
曰く付きの幽霊屋敷、交霊会、血塗られた過去、密室殺人。これでもかと好きな要素満載の一冊。犯人も以外で面白かった。 -
2020/03/26読了
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いまいちストーリーに入り込めませんでした。
同じカーでも、『ユダの窓』や『皇帝のかぎ煙草入れ』は私好みですが、『火刑法廷』やこの『黒死荘の殺人』などはどうも肌に合わないようです。