吹雪の山荘 (リレーミステリ) (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 145
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488400569

作品紹介・あらすじ

雪の舞う大晦日、山荘村で起こる殺人事件。人気シリーズの名探偵&ワトソン役6人は、無事に事件を解決できるのか?豪華キャラクターの競演で贈る、本格リレー・ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • うーん、やっぱつまらなかった。
    そしてやっぱりバラバラだった。
    作者によってキャラ付けも変わってるし
    最大の謎も、はぁ。って感じ。
    有栖川有珠の中途半端さ。

  • 大晦日に吹雪の山荘で発見された首無し死体。登場人物たちは真相を見抜けるのか…??

    豪華推理小説家たちのリレー小説。でも最後の方はちょっと設定が混乱してきて読むの大変だったかな…。学生アリスが出てきてるのに、有栖川さんの執筆がないのはそういうわけかー(あとがきより)。試みとしては面白かったかもですが。

  • リレー小説。 初めて読んだけど、馴染みのキャラがたくさんいて嬉しい。 他の著者の時にちょっとイメージと異なるキャラに描かれているのも楽しめた。 アリスはどこで出てくるのかしら、このアリス、だめだめじゃないか?と思っていたら作者さんたちの「予想」で明らかに。 書くのもとっても大変だと思うけど、読むのもすっごく大変だった。 またそれぞれのシリーズが読みたくなっちゃって、それも大変だ。

  • リレーミステリは難しい。豪華メンバーが執筆されているので期待して読み始めたが、やはり話がチグハグでまとまりがなく、わかりにくかった。

  • 2020/1/13購入
    2021/1/7読了

  • 豪華メンバーに期待していたし、実際前半は伏線ばっかり増えている気はしていてもまあ楽しく読んでいました。なんで書き手がいないのにアリスがいるんだろう?とは思いましたけど。企画自体に無理があったのかと思わせられるほどの苦労の跡の法月さんパート、最後に作家さんそれぞれの考察まで読んで腑に落ちました。これは仕方ないですね。有栖川さんのその話は聞いたことがありますがこんなに企画の進んだものを辞退するなんてすごいことやったんだなあと苦笑。法月さんお疲れ様としか言えません。この事情からの巽さんの仕事は見事だと思います。

  • リレー小説にありがちなムチャなこと書いてひっくり返す人がいなかったので最後まで楽しく読めた。
    アリスがいるのに有栖川さんが執筆者にいないのは最初書く予定だったのに途中で参加しないことになったんだろうな、っていう予想だけは当たった。

  • ある意味でも驚きの結末になる一冊。各作家のメインキャラクターが総登場し、リレー形式で推理の腕を競う。読まれた方はひしひしと感じられたことと思うが、段々作品世界でも作家側でも不穏な流れになり、ラストランナーの方の苦労がしのばれます。こんな作品を作ろうと考えた方々の着眼に脱帽。またチャレンジして欲しい。やはり、読みたい。
    北村薫氏の彼女が登場しており、再会出来て非常に嬉しかった。

  • [北村薫さん関連の記事あり]
    「ウィンター・アポカリプス」 北村薫

  • 雪の舞う大晦日。山荘村に集まった6人の男女。やがて新年へと日付が変わる頃、幽霊山荘を探してやってきたメンバーは、首なし死体を発見する。吹雪で周囲から隔離された中、次々と起こる不気味な事件。彼らは真相に辿り着けるのか。


    吹雪の山荘…大好物です。そして、好きな作家さんが書いてるし、もう最高でした。短編集ではなく、リレー小説ってのも良かったなぁ。
    なかなか読み応えもあったかと思うけど、なんとなく釈然としないところもあったかなぁ。だけど、あとがきを読んだら、あーそういうことなのかと思ったからいいかな。



    リレー小説面白いなぁ。他にもあったら読みたいな。



    2017.12.29 読了

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著者プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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