- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488501013
感想・レビュー・書評
-
違うところでも書いたが、怪奇小説は国産に限りますな。
訳のせいかもしれないが、読みづらい作品が多く、話がよく見えないものも多かった。
とりあえずのお気に入りは、「エドマンド・オーム卿」かな。これはちょっといじれば、現代でも通用しそうな話しになりそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったのは「猿の手」、怖いのは「炎天」。
-
全5巻からなる「怪奇小説」アンソロジーシリーズの第1巻。解説によれば国内で最初の本格的なホラー・アンソロジーだとか。
初版発売が'69年と、30年以上前ということからもわかるように、収録されている作品は言うなれば「古典」。英米編ということで、ジェイコブズ「猿の手」やマッケン「パンの大神」などの作品が収録されている。少々時代がかってもいる(そこがまたいいのだが)平井呈一氏による訳・解説も含め、じっくりと雰囲気を堪能したい一冊。おすすめは上記2作の他、TVの「世にも奇妙な物語」に出そうな掌編「炎天」。 -
全5巻の古典怪奇小説のアンソロジー。英米を中心に、仏独露を満遍なく網羅。
幻想文学への入り口としてもいいんではないでしょうか。 -
所有しているのは言うまでもなく文庫版の旧版。