- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488565084
作品紹介・あらすじ
気まぐれな猫族の姫である王蜜の君が、なんと太鼓長屋の弥助のところに居候することに。弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、小妖の玉雪に至っては、大妖の気にあてられて弥助の家に近づけなくなる始末。そんななか、弥助の周辺で猫絡みのおかしな事件が頻発、おまけに仔猫を狙う不気味な女が出現するに至って、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。今回は猫だらけ、お江戸妖怪ファンタジイ第六弾。
感想・レビュー・書評
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猫尽くしのお話し、とても楽しく読みました。美鈴や虎丸のことは残念でしたが…
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最後まで猫だらけ!みんな待ってた、王蜜の君回です。
しかし、なんだかこう…猫派じゃなくても、王蜜の君には、ははあ~~ってなってしまうな…。
自分の眷属にはとっても慈悲深い…お優しい…。
守り猫・虎丸さんのエピソードにも、姥猫・美鈴さんの最期にも泣いてしまった…。
そんなん、切ないやん…健気やん……。 -
猫の姫は凄い妖力持ち
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今回はネコの巻でした
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内容(「BOOK」データベースより)
妖猫族の姫である王蜜の君が、太鼓長屋の弥助のところに居候することになった。弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、力の弱い玉雪に至っては、弥助の家に近づけなくなる始末。そんな中、弥助の周辺で猫絡みの事件が頻発、子猫を狙う不気味な女まで出現し、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。今回は猫尽くし、お江戸妖怪ファンタジー第六弾。
令和4年2月5日 -
猫がひどい目にあうお話は、つらい。
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今回は、白嵐、月夜公と並ぶ大妖 王蜜の君と猫達のお話。
弥助の子預かり屋にやってきた王蜜の君は、猫絡みの事件に首を突っ込むのですが、これまではなんとなく優しい感じがしていた彼女ですが、自分の眷属を害する者には容赦しません。この巻で初めて王蜜の君を怖い面を見ました。