「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文

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  • 東洋経済新報社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046395

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく言いたいことはわかりましたが、型の説明が長い印象でした。

  • なぜ文章を書くのかという、目的(相手に変化してほしいのか、自分の気持ちをわかってほしいのか)をはっきりさせて書く重要性を再認識できました!
    そして、目的を達成するためには、主張の型を決めなければいけないということも。目的(変化と理解)と手段(共有と納得)の2軸で分類する主張のポジショニングである本当に参考になりました。

  • 文章の種類や構成方法について書いている。

  • ライティングの本を読んだことがないので相対的な評価はできないですが、
    大変参考になりました。
    文章作成に苦手意識を持っている方は読む価値ありかと。

  • ノウハウが明確になっておらず、理解に時間がかかる。類型化もトピック的ではない。

  • 『作文とは言葉の料理である』

    本質的には作文と料理は同じものであり、読み手に自分の意見や主張を正確に伝える文章を書くことが目的ならば、それは料理を食べた相手に『美味しい!』と言わせることだと思います。

    知人・友人とのメールだけでなく、ショッピングサイトのレビュー(例:Amazon)、飲食店サイトの口コミ(例:食べログ)、SNSの投稿(例:Facebook)など、個人が作文する機会はひと昔と比べて爆発的に増えました。それにも関わらず、正しく相手に伝わった(または相手の意図を明確に理解できた)といえるものは、正直どのくらいあるでしょうか?(この人の目的は、自分の知識を披露することなのだろうか?・・・など、只々冗長に書かれた投稿をよく見かけませんか?)

    本書でも述べられていますが、作文というものは自身の間違い(無駄にくどい、実は論理が成立していないなど)に気が付きにくいという致命的な特徴があります。(不味い飲食店は自然と客足が減り売上も下がるので、気が付くきっかけがありますが)

    本書の中で私が最も印象に残ったのは、「あなたが思っているほど、読者は頭がよくないのです。(P81)」の一文でした。「1分で話せ」という単行本が以前ベストセラーになりましたが、伝えるという点においては書くことも同じではないでしょうか。「XXX字でまとめよ!」のような本が脚光を浴びる日が来ると個人的には嬉しいのですが。

    前回の東大作文に続き、本書もとても平易な文章で書かれており、読み手のことがよく考えられた良書だと思います。

  • <目次>
    はじめに  偏差値35だった僕を救ってくれた「東大作文」
    第1章   「伝える力」と「地頭力」がいっきに身につく「東大作文」
    第2章   5つのシチュエーションに対応!「東大作文」実践編

    <内容>
    相変わらず西岡さんの本は読みやすいし、わかりやすい。「東大」の名を冠さないと読者の手には取られにくいのかもしれないが、彼の文は譬えにしても、高校生レベルを納得させる文だと思う。「あとがき作り」「目次作り」「一人ディベート」「質問トラップ」。これだけ見ても「なんのこっちゃ」だけど、読めば納得です。

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著者プロフィール

西岡 壱誠(にしおか・いっせい):1996年生まれ。偏差値35から東大を目指し3年目に合格を果たす。東大入学後、人気漫画『ドラゴン桜2』(講談社)に情報提供を行う「ドラゴン桜2 東大生プロジェクトチーム『東龍門』」のプロジェクトリーダーを務め、ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)の監修(東大監修)を担当。2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立し、代表に就任。経験に基づく教育プロジェクトを全国20校以上の高校で実施。『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)シリーズのほか、『東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術』(日経BP)、『それでも僕は東大に合格したかった』(新潮社)など著書多数。

「2023年 『東大生と学ぶ語彙力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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