- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492556528
感想・レビュー・書評
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私にとって、そんなに目新しいものは無かった。
よく見ると、2009年の本だった。
課題設定って普遍的なことのようで、
それなりに流行り廃りがあるのかもしれない。
復習にはなりましたが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コンサルティング業務の進め方をわかりやすくまとめている印象。
クライアントが納得するプロジェクトゴールを設定することを「課題設定力」と称し、情報収集から提案ストーリーの構成まで、一通りの流れに沿ってレクチャーをしてくれる。
コンサルタント以外のビジネスマンにおいても、部分的には参考になる箇所があるように感じた。 -
インプット足りない 聞く、ぶつける、計る
課題と目的の位置関係不明 -
『現状をあるべき姿に持って行く為の考え方と手段が学べる1冊』です
そもそも「問題」と「課題」の区別が出来ていない自分にはもってこいの本でした
何に対しても疑問を持ち、あるべき姿と現状を把握して「現状からあるべき姿に行く為のその道を阻む問題は何?」の問題を発見しその問題を解決する為の打ち手である「課題を設定」する課題設定の仕方を詳しく学べました! -
◆課題設定
視座
誰がどんな目的を達成するための課題か
視野
どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題を捉えるのか
視点
どのように課題を切り出すのか
視座を測るには、
相手のポジションやバックグラウンドから
目的と期待を想像する
視点は
結局なにが一番重要でやるべきなのか、の視点
◆インプット
聞く、ぶつける、測るの3つをやる
聞くときは未来志向かつ協調志向(逆は過去志向かつ中立志向)で聞く
ぶつけるには早い段階でディスカッションペーパーをぶつける
仮説をぶるけるパターンと、
刺激・想起をぶつけるパターン
(具体的な事例や極端な事例)
ITに頼ったインプットでは3の評価しか得られない。4.5を目指すならアナログな行動が必要。
◆プロセス
ロジカルシンキングと、ラテラルシンキング(水平思考)
ロジカルシンキングは、ミーシー
ラテラルシンキングは、前提を疑う、見方を変える、組み合わせの3つの考え方
ロジカルシンキングでまず考えて、ラテラルで広げて、ロジカルでまとめる
◆アウトプット
1.現状とあるべき姿(ニュース化で士気を上げる)
2.目的とゴール(ゴールは3つほど)
3.アプローチ(手順)
4.スケジュール
5.体制・役割(関連部署は外だしするが明記)
6.リスク・前提条件
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時代が変わっても活きる考え方だと思う
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・視座、視野、視点
・期待の5段階
など、すぐ使える知識がいくつかあった。 -
問題解決が今の自分の課題なので、そのキーワードに引っかかったこの本を読んでみた。
★何に気付き、何を学んだか。
1. 「現状」を「あるべき姿」にするための方法
「現状」を「あるべき姿」にするためには、阻害要因を解決する正しい課題設定が必要であること。
2. 正しい課題設定のためには、ロジカルシンキングだけではなく、ラテラルシンキングが重要
ロジカルシンキングだけでは、ありきたりな課題設定しかできず、息詰まる場合が多い。そこで必要なのが、前提を疑い、見方を変え、組み合わせるラテラルシンキングである。課題設定のためには、ロジカルとラテラルの2つの考え方を両方使いながら取り組む必要あり。
問題解決や改善を試みる上での入門書としては、かなり優れていると感じた。
具体例を用いながらの説明や、深入りし過ぎない実践的な各種スキルの提示が良かった。