- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492556528
感想・レビュー・書評
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あるべき姿とのギャップが課題。
課題を解決するための阻害要因が問題点。
なるほどと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「問題を解く前にそもそも課題が解くべき課題なのか?」を考えることができる能力が求められている中、その課題を設定するために必要なプロセスや考え方をわかりやすく説明する一冊。
本書は教科書的な役割ではなく、あくまでハンドブック的な簡素さではあるが、出てくるチャートやプロセスや章立てなどの論理構成はさすが一流コンサルタントであり、バックグラウンドでしっかり考えられていることが伺える。
ガイドラインとして手元において置き、しっかりと身につくまでは何度も読み返したい一冊。 -
久美子さんの本
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視座を上げる
という話が1番印象に残っていて
課長の支持を受ける時は、
部長が何を期待してるかを考えて
問題に対する課題を設定しよう。 -
問題解決力より重要なビジネスリーダーのスキル ―
http://www.toyokeizai.net/shop/books/detail/BI/1f1eac7e4315359a0804c3bf5293aba3/ -
「期待を越える」相手が望んでいるレベルよりも上を狙う。言われていない期待を明確にする。期待通りではだめ。
「視座を2つあげる」上司の視点は、またその上の視点は何か?を想像する。
「フレームワークを身につける」型を知っておくと最低限、既存の予測ができる。ただしこれだけではありきたりな答えになる。 -
仕事に使える
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問題を解決するよりも、そもそもその問題とは何か?
何が問題であるのか、その問題(課題)を発見する為の方法を記載した本だと思う。
正しい課題を設定する為に、必要視座というのは、
他の著者でも書かれている。
著者同士に共通するのはコンサルティング会社出身ということ。
重要なキーワードになりそうだ。
著者は清水久三子 しみず・くみこ
IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)
アソシエイトパートナー -
五段階評価でいうところの3ではもはや不十分であり、4や5をとること、つまり期待を超えることがビジネスでは求められており、そのためには課題設定力を身につける必要がある。
後半はロジカルシンキングとラテラルしシンキングについて書かれている。ロジカルシンキングには限界があり、3をとるところまでしかいかない。期待を超えていくためにはラテラルシンキングを実施する必要がある。
もう一度読んで追記したい。 -
冒頭を読むだけで本書のすべてがわかるといってもよいだろう。
「現状を把握しない(みないふりをする)」、「あるべき姿を示さない」のに、真の課題を設定できないのはもっともだ。
現状の課題とか称するものは、問題点を列記しているの過ぎないことがよくわかる。
日常の仕事にも、この思考を活用している。
後半部分は、ビジネス書にはつきものの、手法の話。これはこれでよい。