ゼミナール現代会計入門 第7版

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (705ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532133511

作品紹介・あらすじ

「ビジネスの必須言語」である会計を、現行制度はもちろん、理論・歴史から、直近の実務事例まで完全網羅。会社法や金融商品取引法、国際会計基準の統合化問題など、最新の動きを織り込みながら体系的に解説する。わが国で最も定評あるロングセラーテキストの最新版。

感想・レビュー・書評

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  • エンロンのあとに、仕事にどはまりしていたころに、であった本。財務会計がどのような道をたどってきたか、ぼんやりとわかったような気になった本。

  • 『#ゼミナール現代会計入門』

    ほぼ日書評 Day323

    1994年初版、2012年9版の1冊。ちょうど評者が「会計クラスター」ドハマりの頃で、「コンバージェンス」とか超懐かしく読んだ。

    単なる簿記解説本でも、その当時の国際会計基準本でもなく、教養として会計を身につけるには良いテキスト(直近では『新・現代会計入門』として4版まで出ているようだ)。

    個人的には、引当金の「広義説」と「狭義説」における論争、およびその背景、利益留保金としての引当金を積むことの妥当性に鑑み「狭義説」に落ち着いたというあたりは、バブル崩壊後に会計を学んだ身としては逆に新鮮。

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  • 頑張って最後まで読む・・・

  • MBAの会計授業で参考図書として購入

  • 担当:Hirakawa
    対象レベル:中級
    内容:
    現代の企業会計
    第1部 企業会計のパラダイム
    第2部 資源フローの会計
    第3部 資源ストックの会計
    第4部 時価評価会計
    第5部 企業グループの会計
    第6部 企業再編・グローバル化の会計
    戦略的企業評価に向けて

    コーポレートブランドや連結経営で有名な伊藤邦夫教授の作品。

    会計のほぼ全ての領域を、程度の差こそあれ網羅している。ビジネスで使うことを意識しており、いたずらに理論に偏することなく、新しい会計基準までを網羅的に扱っているので理解しやすい。

    この本は簿記を知らない人が読んでも全くわからないだろうということで対象レベルを中級とした。個人的には簿記一級レベルの勉強が終わった人対象の本であると感じる。

    企業価値評価の勉強をするにあたっては基礎的な会計の理解が必須である。 しかし一般的な企業価値評価の教科書には、丁寧な会計に関する記述がないことが多く 会計に関する記述が不十分なまま、不完全な理解を進めているという現状の人が多いと思う。

    本書では会計の知識と企業価値評価との有機的結びつきが明らかにされている。 その点で会計のみならず企業価値評価、ひいては投資理論の勉強へと発展的に学習を進めてゆきたいと考える人にとっては 会計という最も基礎的で最も重要となる土台を固める意味で、本書を手にとることを薦めることができる。

    また、蛇足であるが個人的には著者の「企業価値評価」より本書のほうが評価が高い。

  • 080407

  • 6版

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著者プロフィール

一橋大学CFO教育研究センター長・同大名誉教授
1951年千葉県生まれ。75年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学助教授。87~88年スタンフォード大学フルブライト研究員。92年一橋大学教授。96年商学博士(一橋大学)。02~04年一橋大学大学院商学研究科長・商学部長。04~06年一橋大学副学長。

「2023年 『企業価値経営 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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