- Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562044467
作品紹介・あらすじ
社交界にデビューした美しきキャサリン。<br>彼女の純真な心は放蕩家ジャスパーの誘惑すらも断念させた。<br>三年後、キャサリンは偶然にジャスパーと再会し、魅惑的な提案をもちかけられるが……。<br>
感想・レビュー・書評
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バクスタブル家2作目。これも淡々とした作品でした。やっぱりこの作家さんの作風なのかな。ヒロインのキャサリンはしっかりしていて芯が強いお嬢さん。かたやヒーロージャスパーは放蕩者だけど異父妹を可愛がる一面もある、実はいいお兄様…なんだけど、ジャスパーの幼少期のことや心の傷についての説明が上っ面だけで物足りなかった。そこをもう少し掘り下げたら物語に深みが増したのではと。全体としては情景描写が美しく、キャサリンとジャスパーのウィットに富んだ会話が面白かったです。最初の賭けではキャサリンだって無罪とは言えないよね…
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意地っ張りで、頑固者同士h/h シャーロットの素直さを分けてあげてくれ
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社交界に生きるのも大変だなぁ。
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シリーズ2 三女のキャサリン・ハクスタブルと、モントフォード男爵ジャパー・フィンリーのロマンス。
清純なキャサリンの処女を賭けにしたジャスパーだが途中で断念するのはいいが、いつまでもその結果をひきづっているのはいただけない。
3年後に本格的なロマンスに入るが、キャサリンについても社交界の悪いうわさについてジャスパーだけを責めるわけにはいかないと言いながら、責めている態度がいただけない。
そんなストーリー前半にはイライラするが後半は楽しめる。★3.6
次回はやっと長女のマーガレット、真相が楽しみです。 -
The Huxtable quintet二作目。
三女キャサリン(ケイト)の話。
姉弟達がハンプシャーへ行き、彼女ひとりがロンドンに残っていたのだが、
丁度その頃、放蕩者達の間で彼女が賭の対象にされていた……訳で。
ヒーローの言動があまり好きになれなかった。
折角、最初の賭の時に、素晴らしい「止め」を見せてくれたのだから
その後も好感持てるような言動だったら、と思ったわけです。
最近パトニーの「放蕩者」を読んだので、余計比べる結果になっちゃったんだね。
あと、このシリーズに限ってなのか
ヒーローヒロイン達の自問表現「そうだろう?」の多用が煩わしい。
もひとつ、前作ヒーロー・エリオットの妹セシリーが三年後出てこないけど
彼女は結婚したんだろうか?
なんにせよ、今回もコンスタンティンがイイ立場にいたね。